2017年11月18日 (土)

靴下を選ぼう。

こんにちは、好日山荘 FOOTWEAR 店です。

お店には、色んな種類の靴下が置いてあります。

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さて、どの靴下を選ぶべきか・・・

と、お迷いの方に簡単に靴下の選び方についてご説明いたします♪

靴下で注目していただきたいポイントは、①厚さ ②素材 ③長さ ④機能 です。

①厚さ

登山靴は普通の靴よりアッパーやソールが硬いので、普段履く靴下より厚めの靴下を履いてクッション性をもつ必要があります

靴下は大きく分けて、薄手、中厚手、厚手に厚さが分かれています。

厚さはソールやアッパーの硬さによって合わせます。

柔らかいアッパーやソールのローカットハイキングシューズや、ミッドカットハイキングシューズは薄手以上、ハイカットでそこそこ硬くなってくると中厚手以上、冬靴やアルパインブーツなどけっこうな硬さになってくると厚手がオススメです。

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あとは、靴下の厚さは靴の中の容量を変化させので履いてる靴に一番しっくりくる靴下の厚さがあれば、その厚さを変えない方が靴の履き心地を変えることなく履いていただけます。

また、厚めの靴下を履くと靴内部の容量が減るのでフィット感が上がりますし、逆に薄い靴下を履くと靴内部の容量が増えて楽になります。

②素材

よくお客様に、「普段履いてる靴下が厚めやからそれじゃあかんの?」と聞かれます。

「普段履いてる靴下」には、綿(コットン)素材が多いです。

綿は肌触りがよく染色しやすいので、普段用の靴下には多く使われます。

しかし綿は汗をよく吸ってくれますが、その後なかなか乾きにくいです。

乾きにくいと山頂など寒い所に行ったときに汗冷えしてしまいます。

よって、綿より「ウール」「化学繊維」が使用されている物を選びましょう!

さて、素材は繊維組成表を見て確認します。

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これはおすすめの組成です。

ウールは、吸水速乾性に優れてますし、温度によって湿度を調節するので暑いときはカラっと、寒い時は湿度を集めて温かくなってくれます。

また、長期の山行の時に気になる「臭い」もしにくいのがウールです。

じゃあ100%ウールでいじゃないかと思いますが、ウールだけだと耐久性があまりありません。

そこで化学繊維と組み合わせます。

化学繊維耐久性速乾性に優れます。

肌触りや、乾いた時の臭いのしにくさはややウールに劣るので、化学繊維100%はダメとは言いませんがやっぱりウールと化学繊維混合の方がオススメです。

③長さ

長さに関して言えることは1つです。

お持ちの登山靴のカットの高さより長い靴下を選びましょう!

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④機能

靴下によっては、「サポート機能」がついているものがあります。

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テーピングのように足を圧着して足首の捻りを防止し、歩行をサポートしてくれるので疲労の軽減にもなります!

長時間歩行を想定される方や脚力に自信のない方は、こういったサポートのあるタイプがオススメです。

それでは、お店でのおすすめの靴下をご紹介します♪

バーグハウス

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ドラロン ショート ソックス

¥1,200円+税

上が女性モデル、下が男性モデルです。

薄手タイプでローカットやミッドカットのハイキングシューズに合わせられます。

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メリノウール トレッキング ガイド クルー

¥2,200円+税

上が女性モデル、下が男性モデルです。

中厚手タイプでハイカットの日帰りから山小屋泊レベルの登山靴にオススメです。

テーピングサポート機能が付いています。

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メリノウール トレッキング ソックス

¥2,200円+税

上が女性モデル、下が男性モデルです。

厚手タイプでアッパーやソールが硬いアルパインブーツや冬靴におすすめです。

クッション性に加え、保温力もあります。

今回は簡単に説明したので、詳しいことはスタッフに聞いてください♪

各メーカー靴下の機能のこだわりや履き心地も違うので、色んな靴下をお試しいただいてお気に入りの靴下を見つけたいですね!

ご来店心よりお待ちしております!