2016年7月25日 (月)

☆まさかのためです。エマージェンシーキットです。☆

「山でケガしてもすぐ下りてくれば平気平気♫」

山を始めた頃は私もそう思ってエマージェンシーキット(応急・救急用品)を持って行かなかったですが、あるとき山中でケガをしたら、そのケガが悪化して初めてエマージェンシーキットの重要性に気がつきました。

仲間と山に登る場合は自分だけではなく、友人や大切な家族・恋人が危機に陥るかもしれませんよ!?

いまでは行程の短い里山でもエマージェンシーキットは必ず持って行きます。

私のキットがこれです。

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PAEKSの大きさとほぼ同じ大きさの充実し過ぎているキット。

ウィルダネスファーストエイドというファーストエイド講習仕込みの内容です。

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中身はこんな感じ。

三角巾×2、包帯×2、滅菌ガーゼ、使い捨て手袋(素手での手当はNGのため)、非伸縮テープ、伸縮テープ(キネシオ)、ダクトテープ(ソールが剥がれたとき便利)、ピンセット、ライター、エマージェンシーシート、魚の目パッド、皮膚ガード、ハサミ、パワーシザーズ(衣類切る用)、体温計、かみそり(毛を剃る)、絆創膏、傷口縫合テープ、使い捨てカイロ、シップ、ポイズンリムーバー、綿棒、ダニ抜き、消毒薬、サムスプリント、常備薬、軟膏etc...

+ツェルト、クマ鈴、細引き、スリング、カラビナ、ヒル下がりのジョニーなど必要に応じて追加します。

全部を持って行かなくてもよいのですが、どれを置いていくかも結構悩むので、僕はほとんどの山行でこのキットを携行しています。もちろん必要最低限にする場合もあります。

持っているだけではなく、テーピングや三角巾などは使い方を知らないと意味がないので、消防の救命法やファーストエイド講習会に参加するのが近道です。薬品や消毒液には期限もあったり、軟膏は中で飛び散ったりしていたりするので、ときどき点検も必要です。

薬は用法容量を守る必要があるので、注意が必要です。

ただ揃えるだけじゃなく、意外としがらみが多いエマージェンシーキット。少しでも参考になれば幸いです。

 

👑よしだゆうき👑