2019年8月30日 (金)

トレッキングポールで体力温存

20190821_165634 一緒に行ったご友人に2本組の一本を拝借して使ったところ、非常にいい感じだったというお話をよく聞きます。

2本組トレッキングポールの役割として一番大きいのは、実は体力の浪費を防ぐことです。

膝が不安だから使うというのももちろんありますが、そもそも歩行時のバランスを取ることで余計な筋肉を使うことを抑え、体力を温存した状態で下りに入れるようにするというのも、安全登山を考える上では重要かと思います。

登りではやや短めに、下りではやや長めに調整して使います。

20190821_140511_2 登りでは、少し先かとなりあたりについて、ぐっと押して足から荷重が抜けるようなイメージで使います。

20190821_140533 下りでは、少し先についてバランスを取るように使います。大きな段差では足をふんわり着地させるイメージで使うと、膝へのダメージを軽減できます。思い切りポールに体重をかけると危険ですので、特に下りでは使い方に注意してみてください。

20190821_140555 平坦な道では手を元気に振るウォーキングのイメージで、うしろにぐっと押して推進力にします。

慣れてくると自然につけるようになります。

最初は多少ぎこちなくなるかもしれませんが、足や体幹の負担を腕に回すイメージで使ってもらえれば大丈夫かと思います。

トレッキングポールを使いこなして快適登山!