2022年1月 4日 (火)

凍結した道の道具

今日は、凍結した道のお話

皆さんお正月は如何お過ごしでしたか?
これから1月はもうひとランク寒さが増して2月へむかいます。
凍った道のアイテムといえばアイゼンですが、使い分けによくご質問をいただきます。

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チェーンはスパイクなので、基本的に平たい林道用のものです。がたがたした地面では壊れてしまう危険もありますし、落ち葉が多い広葉樹林の山は、爪が短くて歯が凍結面まで届きません。その代わり爪が短いので整備されたいい道は軽快に歩けます。

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4本や6本爪軽アイゼンは、一般的なよく踏まれた低山のオールマイティーなアイテム。落ち葉があろうがその下に石が転がってようがどろどろだろうが、多少歯が落ち葉を串刺しにしても、歯の長さで地面を捉える余裕があります。構造的にチェーンよりもねじる動きや蹴りこむ動きにも対応できます。
そもそも『凍っている=固まっている』から爪が刺さるので、雪がふんわり積もっているものには直接効きません。アイゼンが効く効かないの前に足の裏全体で地面を踏む基本歩行の上に爪があって効いてくるので、
フラットに足裏を置くように歩くのが大事です。
そうはいっても、つま先を刺して乗り越えたりできないとか、下りで後ろに体重のせちゃって転ぶのが残念とかがでてくると、爪の数が多い10本爪の利点が出てきます。

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それって、斜度の問題でもあって、傾斜が増してくると登りはフラットにおけなくなってきて、前足部分をつかいますし、下りは、重力の関係で6本だけだと止める力が弱く感じるわけでして、10本や12本爪アイゼンになります。または、トラバース(斜面に横向きに立って歩いていくこと)も爪が多いほうが安定します。
雪山行く意外にもこの路面状態次第でアイゼンは選ぶ必要があるので、最近の山の情報をみたり、気温をチェックして、安全に選んでくださいね!迷うときはよりオールマイティーな方を選ぶ、それが安全です。

靴もあまりやわらかいとアイゼンが外れてしまいますし、甲も痛い。

6本爪アイゼンがつけられるランクは

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このくらいから上のものになります。

12本や10本爪のアイゼンは、、、

Dsc_0267夏の縦走靴ランクからつけられます。

このセットがあれば、残雪期の高い山も行けますよ!

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