2018年8月
登山にGORE-TEXがなぜおすすめなのか?
いつも好日山荘松本パルコ店をご利用いただき、ありがとうございます!
8月に入り、山登りの計画をたてていかれている方多いのではないでしょうか。
山の夏は短く、山の上では、秋を感じる気候になってきているのではないでしょうか。
天候が安定する時期ではありますが、山においては絶対安全ということはありません。
登山をはじめたころ、尾瀬で小雨がちらつきはじめ、雨具も持たず、ライトももたず、薄暗くなり到着が夕方になり、
山小屋のご主人にお叱りをうけたことがあります。
雨具はこれから秋に向けてどんな時も携行してください!
そんな雨具でも使われているGORE-TEXについてのご紹介です。
☆そもそもGORE-TEXとは??
GORE-TEXの生地は、防水耐久・透湿性・防風性という身体を守る機能を持っています。
水は通さず、水蒸気を通過させる機能です。
生地の内部に微細な(孔)を持つ膜を備えています。
水は通過できないほど小さく、水蒸気は通過できるほどの大きさです。
そのため、雨の浸入を防ぐと同時に、汗の水蒸気を放出するためむれにくく、快適な衣服内環境を
維持することができるのです。
☆3つの素材でできています。
一枚のようにみえる生地ですが、じつは3つの素材でできています。
表生地 GORE-TEXメンブレム 裏生地
それらが合わさったものが、GORE-TEX生地になります。
表生地と裏生地の間にGORE-TEX生地がサンドイッチされているイメージです。
そのため、生地は丈夫です。
メンブレンそのものは、穴があく、裂けるなどの損傷がない限り、ほとんど劣化することがありません。使う頻度や取り
扱い方、ウェアに使われている素材によって、ウェアそのものの寿命は大きく変わります。
☆縫い目の処理
縫製のミシンのあなでも防水性には大敵。
GORE-TEXのウェアは裏側からすべての縫い目をシーリングしています。
使っているテープもGORE-TEXメンブレンを内蔵しています。
夏山シーズン真っ只中。
雨具の購入を検討されている方、山に行かれて買い替えをお考えのみなさま、ぜひ店頭にて
ご覧ください。
みなさまのご来店をお待ちしております!
スタッフ 山田
アミノバイタル人体実験
いつも松本パルコ店をご利用いただき、ありがとうございます。
スタッフ 杉原です。
この秋、ヒマラヤに行くのですが、そのトレーニングで独り穂高に行ってきました。
午前1時に沢渡バスターミナルをスタートし、上高地、奥又白を経由して前穂高岳北尾根を登り、重太郎新道から上高地に13時半頃下山しました。本当は帰りも沢渡まで歩きたかったのですが、釜トンネル以降の車道歩きがとんでもなく危険で断念しました。
今回は試してみたいことがありました。
それは、「アミノバイタルを大量摂取したらどれくらい疲れずに行動できるのか」です。
この実験には、「高度障害で固形物が食べれない時、アミノバイタルだけを摂取し続けても大丈夫なのか」を検証する意味もあります。
今回、投入したアミノバイタル合計10本です。カロリー摂取を考え、顆粒ではなくゼリータイプにしました。
常に2個をポケットに入れ、登りながら摂取していました。
深夜の釜トンネル。普段、深夜から行動開始することはよくあるのですが、この日は異常に眠く、歩きながら寝てしまい大正池に転落しそうになったり、休憩中気付いたら30分くらい寝てしまったりしました。
穂高の楽園、奥又白。池には寄らず、北尾根5.6のコルを目指します。
この時点で8時くらいですが、全く疲労無しです!!アミノバイタルすごい!
北尾根3峰辺りを登っているところ。ロープ無しなのでホールドチェックしながら慎重に登ります。ガバばかりですが、高度感があるので緊張します。沢渡から結構な標高差を登ってきたので脚は若干疲労していましたが、それでも息切れや倦怠感は無し。全然余裕!やっぱりアミノバイタルすごい!
しかし、山頂に着いた頃から胃の不快感を感じ始めました。この時点で9本のアミノバイタルを消費しています。さらに、お腹がユルくなってきました。
それ以外は絶好調なのですが、消化器の調子が悪くなってきました。
急いで上高地に下山し、トイレに直行です。
有効成分による副作用であるとは考えにくいので、
この症状はゼリー成分によるものか、人工甘味料(アスパルテーム)の多量摂取によるものだと思います。
それを除けば、アミノバイタルは効果絶大でした。
翌日もそれほど疲労は残りませんでした。
次回は、顆粒タイプで検証してみたいと思います。
※含有されるビタミン類や人口甘味料の過剰摂取は有害ですのでご注意ください!
根強い人気で再入荷!!
いつもご覧いただきありがとうございます。
松本パルコ店です。
大変ご好評いただき品切れ状態だった、ROOTのiphoneケースが入荷しました。
耐衝撃性に優れ、アウトドアシーンにも安心してiphoneをご利用いただけます。
耐傷性・耐熱性に優れた軽量ハード素材「ポリカーボネート」と、
落下衝撃吸収力に富んだ「TPU」(ウレタン)の2層構造になっております。
カラー展開は光沢感のあるレッド・ブルー・イエローに
マット感のあるホワイト・ブラック・カーキの全6色です。
Shock Resist Case Pro.
iphone 7,8,X 対応 ¥4320(税込)
iphone 7/8plus 対応 ¥4860(税込)
※本製品ワイヤレス充電には対応しておりません。
当店スタッフオススメのトレッキングポール!!
いつも好日山荘ご利用いただきありがとうございます。
皆さんポールは使っていますか?
トレッキングポールを使うメリットとして
下半身負担の軽減や、滑りやすい場所での補助の役割などがあります。
数ある中で今回おすすめするのは
お値段、機能面からみてもとてもバランスのいい
こちらです↓
まずはグリップ
素材は発泡EVA
トラバース時などに有効なサブグリップを採用しています。
通常のグリップより下を握る場合に細いアルミ部分を直接握らずにすむので、
握りやすいですし滑りにくいです。
中段はレバーロックを採用していて、力の弱い方でも簡単にロックできます。
下段部分はスクリューロック式です。
レバーロックより軽量で重心が手元に近くなり、軽く振りやすく感じます。
女性や短めサイズを好まれる方にはサイズ重量共に小さめタイプのこちらがオススメです。
気になった方は店頭でご覧ください!
無料配布中♪
計画的かつ安全な登山を楽しんでいただくために!
『平成30年 長野県夏山情報』
『平成30年度版 北アルプス登山マップ』
無料配布中です!
『平成30年 長野県夏山情報』
昨年度の県内での遭難事例、各エリア毎の危険個所と各山小屋の連絡先、アクシデントに見舞われたときの対処方法などが掲載されています。
『平成30年度版 北アルプス登山マップ』
北アルプス全域の概要がわかります。
※縮尺があまいので実際の地図読みには適しません。
実際に事故が発生した箇所、その他注意すべき個所が分かりやすく表示されているので、ご自身でお持ちの地図と照らし合わせるとより計画的な登山を実践できると思います。
以上の2点は毎年すぐに配りきってしまうので、欲しい方は早めにいらしてください。
また、ビギナー向けの小冊子『安全登山ハンドブック2018』も絶賛配布中です!
登山の基本知識や装備などが分かりやすく載っていますので参考にしてください。
待ちに待った『シロッコ』
ついにやっと当店にも入荷致しました!
NEW「シロッコ」!
M/Lサイズで170gという他を圧倒する軽さのヘルメットです。
2代目シロッコは初代に比べ、優れている点がいくつもあります。
現行シロッコは数あるヘルメットのなかでも、最も深く被れるヘルメットのひとつです。特に後頭部のカバー範囲が拡張されました。幅も広いので、日本人でも被りやすくなっています。
本体は発泡ポリプロピレン製で、ゴムのような弾力を持つ独特の質感です。高い衝撃吸収性を持つため、ポリカーボネートの外骨格が不要となり、200gを切る軽量化が可能となりました。
写真の頭頂部内側のみ、わずかに質感が異なります。この部分には発泡ポリプロピレンではなく、より硬度の高い発泡ポリエチレンが採用されています。
さらに、発泡ポリエチレン層と重なる部分である頭頂部外側はポリカーボネートのシェルで覆われ、真上からの落下物に対して非常に高いプロテクション性を備えています。
初代から採用されている後頭部ヘッドライトクリップはグローブ着用時でも装着しやすく、同社の他のモデルに比べるとゴーグルも装着しやすくなっています。
現状、軽さとプロテクション性を最も両立したモデルとなっています。
とにかく良いヘルメットが欲しい方はコレ一択!
8月12日までのメンバーズポイント13%還元期間のうちに店頭在庫が売り切れることは確実ですので、欲しい方はお早めに!
靴下のはなし
いつも松本パルコ店をご利用いただき、ありがとうございます。
スタッフ 杉原です。
気合いを入れて靴を選ばれる方は多いと思いますが、
靴下はどうでしょう?
靴選びで体力を使い果たし、なんとなく選んでいる方が多いように思います。
しかし、直に肌に触れているのは靴ではなく靴下です。
あの時、靴下の選択が間違っていいなければ、その靴ズレやその足の疲れはなかったかもしれません。
今回は靴下のお話です。
靴下は以下の3種類に分類できます。
1、サポート性重視タイプ
2、保温性、吸汗性重視タイプ
3、1と2の中間タイプ
[1]のタイプは左右非対称編みだったり、強い着圧によるテーピング効果を備えていたりします。
ナイロン製の靴や踵部分が柔らかいハイキング、トレッキングシューズとの相性が良いと思います。
エントリーモデルなどの歩きやすさや履き心地を重視した靴は、足の骨格を固定する作用が弱いので、靴下のテーピング効果で補完してあげます。
以下に紹介する靴下に比べるとウールの割合が低く、代わりにナイロンの割合が高くなっています。
強い着圧を持続させる為です。この品質表示のなかで、保温したり肌から汗を吸い上げてくれたりする素材はウールです。
ウールの割合を下げ、ナイロンの割合を上げているということは、保温吸汗性よりもサポート性を重視した靴下ということになります。
次は[2]のタイプ。
保温吸汗性を重視したモデルの為、オールレザーのクラシックな靴や、冬靴に向いています。
バーグハウス MERINO WOOL TREKKING SOCKS ¥2,200
こちらのタイプでは8割がウールでできています。化学繊維の割合はかなり低いので、着圧はほぼありません。サポート性よりも保温性と吸汗性を重視していることが分かります。価格が2万円後半以上の靴や専門性が高い靴は、もともと足の骨格を固定し、崩れなくするための構造を持っています。なので、靴下に高いサポート性を求める必要はありません。
そのような靴を履かれる方の行動時間や山行の内容、山岳環境を考えると、靴の内部での蒸れを軽減したり、暖かさを保ってあげたりした方が良いのです。
最後に[3]のタイプ。
つまり、サポート性と保温吸汗性がバランスよく考えられたモデルです。
迷ったらコレにしておけば大丈夫。
バーグハウス MERINO WOOL TREKKING GUIDE CREW ¥2,200
1のタイプに比べるとウールが多く配合されていますが、ナイロンも27%入っていて着圧を持たせています。
そこそこしっかりしたトレッキングシューズには、いちばん相性がいいのではないかと思います。
ザックが重い場合やハードな靴で連日岩稜帯を歩く場合は、やはり[2]のタイプの靴下が向いていますが、
山小屋1泊で行くルートまでなら[3]のタイプでOKです。
以上、靴下選びの参考になさってください。けっこう変わりますよ!