2021年1月26日 (火)

滑り止め・チェーンスパイク・6本爪アイゼンの違い

皆さんこんにちは!好日山荘松本パルコ店です♪

今回は最近お探しの方が多い、

滑り止め・チェーンスパイク・6本爪アイゼン

この3種類の違いをご説明いたします。

①爪の長さ(&配置)

滑り止め<チェーンスパイク<6本爪アイゼン

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・滑り止め

爪とも呼べないような金属の突起が数本ついています。

物によっては爪が無いタイプも。

・チェーンスパイク

多少長さのある爪が12~16本程度、

足の裏全体についています。

・6本爪アイゼン

チェーンスパイクよりも長さのある爪が

土踏まず付近に集中して6本ついています。

②着脱しやすさ

滑り止め=チェーンスパイク>6本爪アイゼン

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・滑り止め&チェーンスパイク

合成ゴムやシリコンのバンドでシューズを覆うように着用。

つま先を差し入れ、バンドのかかと部分をぐっと持ち上げるイメージ。

比較的簡単に着用可能。

・6本爪アイゼン

ラチェット式とバンド式あり

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ラチェット式

着脱簡単。バンドをラチェット部に挿入して締め上げるだけ。

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バンド式

ナイロンバンドを靴に対して8の字に締め上げる。

仕組み自体は簡単だが多少手間に感じる方も。

③重さ

滑り止め<チェーンスパイク<6本爪アイゼン

個体差はあるが一般的に、

構造的に単純でパーツ数の少ない滑り止めが一番軽く、

金属部分やパーツが多い6本爪アイゼンが一番重い。

④雪の付きにくさ

滑り止め=チェーンスパイク<6本爪アイゼン

・滑り止め&チェーンスパイク

爪が短く雪付着防止のプレートが付いていないため

雪の量や質によって足裏に雪玉が付着してしまいます。

・6本爪アイゼン

アンチスノープレートと呼ばれる

雪付着防止プレートがついており、

雪の量が多くても付着しにくくなっています。

<まとめ>

・滑り止め

タウンユース

舗装された路面が薄く凍結している場面に有効。

軽く着脱も簡単なので建物内に入る時などにパッと外せます。

・チェーンスパイク

アウトドアユース

未舗装の林道や登山道に圧雪が付いている場面に有効。

足裏全体に爪があり、軽いので歩きやすく感じます。

積雪量が多い場面や急な斜面では爪がかからず危険です。

・6本爪アイゼン

アウトドアユース

積雪量が多少多く、段差や斜面の多い低山に有効

雪玉が付きにくく爪も長いので積雪量が増えても安心です。

爪の配置が土踏まず周辺に集中しているので

平坦な林道や舗装路では歩きにくく感じます。

※滑落の危険のある森林限界を超えた山では

危険ですので12本爪アイゼンを使用してください。

当店では各種アイゼンをご用意しております。

商品毎に細かな違いがありますので

是非一度ご来店くださいませ。