2020年9月18日 (金)

焚き火のコツ!

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こんにちは、好日山荘 静岡パルコ店 谷川です。

ようやく夏の暑さが薄らいできましたねー!

肌寒い夜のキャンプの主役は、なんといっても焚き火!

今回は ”初めての方向けに” 焚き火のコツをご紹介したいと思います。

焚き火台を使用するソロキャンプを想定しています。

※今回は特に個人的な、主観的な記事になります。 ご了承ください。

①まずは、着火剤を用意します。

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今回はコレを使用しました。

麻の火口(あさのほくち) ブッシュクラフト社 ¥150+税

麻の紐をほどいたものでも代用できます。 大変ですが。

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半分くらいの量を、手でもしゃもしゃと広げます。

(コツ)着火剤はたっぷり用意しましょう!

途中で失敗してもやり直せるように、着火剤は5~6回分くらいあっても良いです。

慣れるとほぼ失敗しませんが、最初のうちはよく失敗します。

着火剤が切れると終わりです。 スタートできません。

まつぼっくりなどを現地で拾って使うのは、あまりおすすめしません。

湿気ていることがあるので、どちらかというと経験者向きです。

キャンプ場によっては着火剤がない、もしくは売店が閉まっていることも。

必ず、着火剤は事前に用意しておきましょう!

新聞紙を着火剤にする方法は火の粉が飛びやすいので、

化学繊維の服や芝生を燃やす可能性があります。

②たきつけを着火剤の上に乗せます。

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(コツ)たきつけ、大事です!

たきつけは、あまり重要視されていないように感じますが、とても大事です。

たきつけとは、割り箸くらいの太さの乾いた木で、

着火剤からの火を薪にバトンタッチするものです。

着火剤は簡単に火が着きますが、そのまま太い薪を燃やすことはできません。

(コツ)徐々に火を大きくしていく必要があります。

着火剤→たきつけ→細い薪→太い薪 の順に火を移していきます。

(コツ)たきつけも、たっぷり用意しましょう。

林間キャンプ場では、細い枝を集めてきてもOKです。 

でも湿っていると煙だけ出てあんまり燃えません。

ホームセンターに売っている場合があるので、見つけたら買うべし!です。

薪を細く切って、たきつけを作ってもOKです。

③たきつけの上に、細い薪を並べます。

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着火剤→たきつけ は燃えるスピードがめちゃくちゃ早い! なので、

(コツ)細めの薪も最初からセットしておきます。

いろいろ作法がありますが、山のように並べるのが良いと思います。

つめつめに置くと空気の通りが悪くなるので、すき間を開けるようにします。

④着火剤に、点火!

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写真ではすでに着火剤ほぼ燃えきっていますね。

とにかく、あっという間に燃えきってしまいますので

その間にたきつけに火がバトンタッチされないといけません。

ここで火が消えると、着火剤の量を増やして、最初からやり直しです。

⑤細い薪に火を移す。

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無事たきつけに火が着き、細い薪を燃やしています。

これくらいのサイズの薪にちゃんと火が着けば、後はラクです。

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ここまでくると一安心ですが、油断してはいけません。

あっという間に鎮火することもあり得ます。

⑥太い薪を投入!

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細い薪の火力のあるうちに、太い薪を投入します。

ここまで、うちわ、火吹き棒は使用していません。

太い薪に火がつけば、あとは随時薪を追加していくだけでOKです。

ここまで焚き火が育てば、あとはラクです。

ゆったり焚き火を眺めながら、

ごはんを食べたり、お酒を飲んだりできます。

ゆっくり時間の流れる、至福の時です。。。

⑦寝る前に燃えきるように、薪の量を調整。

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オレンジ色の光が熾き(おき)火です。

できるだけ燃やしきりたいので、

途中から薪の量を見ながら調整していきます。

残った火は①酸欠にして消す、②水をかけて消す

などの方法をとって完全に消してから就寝します。

水をかけてしまうと次に使いづらいので、

できたら酸欠の方法がおすすめです。

いかがでしたでしょうか。

次は皆さんの番です!

ぜひ、キャンプ場で焚き火を楽しんでください!

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