2021年1月 3日 (日)

雪山登山でのウェアレイヤリングの基本




昨年末の寒波からよく質問されるのが




「雪山に行くんだけどどういった
ウェアを着て行ったらいいの?」




ということで、雪山登山のウェアレイヤリングを

肌に近いところから順を追って説明していきます!

上下とも考え方は一緒です。

☆全部着たイメージ☆
↓↓↓

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※体感温度は人によって大きく異なります。

また、体調や天候によっても異なります。

一例として参考にして下さい。




①ドライレイヤー

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気温の低い雪山ですが行動すると汗をかきます。

肌面が濡れていると冷気を肌に伝えやすくなるため

肌面をドライに保つことが大切です。


特に気温の低い時に使うように設計された

finetrackのドライレイヤーウォームや

嵩が高いためデッドエアが生まれる

ミレーのドライナミックメッシュがオススメです。

<上>
finetrack
「ドライレイヤーウォーム ロングスリーブ」

<下>
finetrack
「ドライレイヤーウォーム タイツ」




②ベースレイヤー

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汗を良く吸い保温に優れる
メリノウール素材がオススメ。


メリノウールは湿度調整もうまいので

熱くなりすぎるオーバーヒートもしずらいです。

<上>
アイスブレーカー
「M 260 ZONE LS HALF ZIP」

<下>
アイスブレーカー
「M 260 TECH LEGGINGS W FLY」






③ミッドレイヤー=行動保温着

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フリースやダウン、化繊インサレーションなど


様々な種類があるので難しいところ。

ダウンであれば撥水ダウンを
使用しているものにしましょう。


フルジップであれば着脱しやすく

開ければベンチレーションにもなるので
オススメです。


今回は「ザ・行動保温着」な
フリースをあわせました。


<上>
THE NORTH FACE
「Mountain Versa Micro Jacket」





④アウターシェル

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ハードシェルやソフトシェル、レインウェアなどが
アウターシェルです。


冷たい外気や雨・雪・風から身体を守り

内側に着たウェアの機能を発揮させる、まさに殻。

2000m未満の滑落の危険が無い山では

ソフトシェルやレインウェアでもいいのですが

本格的な雪山登山ではやはりハードシェルの機能は

安心安全です。

<上>
THE NORTH FACE
「All Mountain Jacket」

<下>
THE NORTH FACE
「Mountain Pant」





⑤ビレイジャケット

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運動しない時や低運動時、

どうしても寒さがつらい時やもしものビバーク時に

アウターシェルの上から着るインサレーション。

一般的な雪山登山では必ずしも使うわけでは
ありませんが
あると頼もしいです。

アイスクライミングやロープを使う登山での

ビレイ時には必須です。

<上>
MOUNTAIN HARD WEAR
「Phantom Parka





・・・
・・




今回下半身はミッドレイヤーを使いませんでしたが、

ミッドレイヤーを履くのであればベースレイヤーは

使わない方がオーバーヒートしません。

もう少し突っ込んだ詳しい話は

店頭にてスタッフにお聞きくださいませ!

実際に試着されるとよりイメージも
沸いてくると思います♫





自分のベストレイヤリングを見つけて

雪山登山を楽しんでくださいませ!

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STAFF:細内

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好日山荘 玉川ガーデンアイランド店

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