昨年は新型コロナウイルスの影響により、北岳を代表する南アルプスの白根三山や甲斐駒千丈エリアの入山が禁止されていましたが、今年は一年ぶりに登れるようになりました。
早い方は既にこの夏に登られた方もいるのではないでしょうか。
<間ノ岳側から見た北岳山荘と北岳>
南アルプスの北岳は、標高3,192mの日本で2番目に標高の高い山。
<北岳山荘のテント場からのご来光>
今回は北岳の魅力を少し紹介します。
JR甲府駅から出ている「広河原行き」のバスに乗ること約2時間、南アルプスの玄関である広河原に到着します。
広河原から登山道に向けて歩くと、大きな川を挟んで北岳が姿を見せます(写真では雲が付いてます、、、)。
つり橋を渡ると、北岳に向けて登山道の入口があります。
登山道入り口に構えている広河原山荘。
ここには入山者用ポストがあるので、ここで必ず入山届を出しましょう。
ちなみに、広河原山荘のカツカレーは絶品。
実は北岳、序盤からしっかり険しい登り。
最初の2時間弱は樹林帯の中を黙々と登る登り続き、テント泊などの重装備だと最初から体力を消耗させられます。ここを登り切ると、、、
最初にお目にかかる山小屋「白根御池小屋」。
設備の整った綺麗な山小屋で、小屋泊のテント泊の両方が利用できます。
綺麗な水洗トイレもあるので、トイレ事情を気にされる方はぜひここで宿泊を。
初めての方なら初日は白根御池小屋で泊まるのがオススメで、一日の時間も余裕が持てます。
白根御池小屋から先は、森林限界を超えるまでの猛烈な登りが更に約2時間弱続く草スベリ。ただ、序盤の樹林帯の中の歩きと違って、開けているので風景も楽しみながら登ることができます。
森林限界が近づくと、時季にもよりますがシナノキンバイの花畑がお出迎え。
森林下界を越えてしばらく進む、二つ目の山小屋「北岳肩ノ小屋」がすぐそこに。
ここも小屋泊とテント泊が利用可能。
御来光スポットとしても人気の高い小屋です。
さて、ここまで登れば山頂まであともう一息。
山頂に近づくにつれて鎖場や岩稜歩きが増え、一歩一歩慎重に歩いていきます。
肩ノ小屋から登ること約50分程で北岳の山頂へ。
目の前には富士山。
横を向けば北岳山荘と間ノ岳が見渡せます。
上の写真は北岳山荘から北岳を見上げている写真ですが、山頂から岩場の稜線伝いを下ること約90分で3つめの山小屋「北岳山荘」に到着します。
紹介した3つの山小屋の中で最も収容人数が多く、大きな山小屋。
こちらも小屋泊とテント泊が利用可能です。
個人的には北岳山荘のテント場が一番のお気に入り。
なぜなら、北岳の山頂を見渡す事ができ、さらには、、、
天候に恵まれれば、ご来光と富士山の絶景パノラマビューが見られます。
今回は北岳までの道程を簡単に紹介してきましたが、北岳は一泊以上を要する山です。
どこの小屋で泊するかで行程も変わりますが、初心者なら初日は白根御池小屋で泊り、翌日は早朝から山頂へアタック。来た道を戻ってそのまま広河原へ下山。
体力に自身があれば、初日で片ノ小屋や北岳山荘まで行ってしまうのも良いかと思いますが、一日の行動時間がギリギリになるので、最低でも午後3時までには到着できるように計画をしっかり練りましょう。
登りが険しい山ですが、南アルプスでしか育たない高山植物が見れたり、登頂した時の達成感や絶景は登った人を魅了してくれます。
機会があれば、是非この夏に登ってみてください。
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