登山ではレインウェアが必須装備です。
そのレインウェアに使われている防水フィルムの代表格が「ゴアテックス」。
メンブレンと呼ばれる防水フィルムが使われているゴアテックスには様々な種類があることをご存知でしょうか。
本日はごく簡単に、ゴアテックスの種類を解説します。
ゴアテックスは大きく分けて現在は以下の6種類に分けられます。
①ゴアテックス プロ
②ゴアテックス(ベーシック)
③ゴアテックス パックライト
④ゴアテックス アクティブ
⑤ゴアテックス シェイクドライ
⑥ゴアテックス インフィニウム
それぞれの特徴を見ていきましょう。
①ゴアテックス プロ
おもに雪山仕様の商品群がプロシリーズを採用しています。
以前もご紹介しましたが、プロシリーズは今季アップデートされ、より強靭性があがっています。プロシリーズは「モスト ラギッド(より強靭)」「モスト ブリーザブル(より優れた透湿性)」の2つに分けられ、さらに「ストレッチ」加工を追加選択できるようになりました。
②ゴアテックス(ベーシック)従来からあるゴアテックスのベースとなるシリーズで、便宜的にベーシックと呼んでいます。
大きな特徴は「表地+ゴアテックスメンブレン+裏地」の3層からなるところで、表地と裏地でゴアテックスを挟むことで防水膜が劣化しにくく、耐久性が高く汎用性に優れているところです。
③ゴアテックス パックライト上で紹介したベーシックから派生したシリーズで、ベーシックとの違いは2.5層と呼ばれる生地にあります。表地の裏にゴアテックスメンブレンを貼り付けて1枚にし、そこにフィルムを付けて裏地代わりにしています。そうすることでベーシックに比べると軽量なことが特徴です。
最近では、その裏地代わりのフィルムに耐摩耗加工を施し、より着心地と耐久性がアップした"パックライト プラス”も登場しています。
④ゴアテックス アクティブ
構造はベーシックと同じ3層構造です。
ベーシックとの大きな違いは表地と裏地が非常に薄いことで、透湿性に重きを置いていると言う点です。より軽量さを求めたい方や、ランニングなどの強い運動をされるかたにオススメ。
⑤ゴアテックス シェイクドライ
これまでのゴアテックスとは一線を画す商品で、ゴアテックスメンブレンが表面になり表地がありません。裏側には保護フィルムが貼られ、さわり心地はレインウェアというよりはウインドシェルに近くなります。とにかく軽さが欲しい方やスピード重視の方にはぜひ試して頂きたい商品です。
⑥ゴアテックス インフィニウム
最後に紹介するインフィニウムはシーム加工がされておらず、完全防水ではありません。
その代わりに高い透湿性を得られるため、レインウェアではなく防風性の高いソフトシェルとして利用するのが良いと思います。
いかがでしたか?
とても簡易的にはなりますが、ゴアテックスの種類をご紹介しました。
もっともっと掘り下げてお話ししたいところもありますので、ぜひご来店のうえスタッフへのお声掛けをお待ちしております。
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