いつも好日山荘 姫路駅前店の店舗ブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。
秋山は夏以上に冷えが大敵となり、そのために服装で悩まれる方が多いです。
当店でスタッフにご相談頂ければ、速やかにおススメのコーディネートを御案内いたしますがお時間の関係でお声掛けし難い時もあると思います。
そこで只今店内で配布中の、お助けガイドブックがありますのでご紹介いたします。
こちらの【秋冬レイヤリング】は、雑誌『山と渓谷』2022年10月号の内容を小冊子に抜粋した物になります。
こちらがなんと驚きの無料配布となっております。
数に限りがございますので、無くなってしまった時には雑誌をご覧頂きたいです。
具体的には一日の中で起きる寒暖差を、衣類の重ね着（レイヤリング）で対応すると言う内容になります。
ウェアを重ねて体温をキープする事で、発熱のために消費される体力を温存できます。
保温以上に大切なのが、汗の処理となります。
汗で濡れたウェアを着続けると体温が奪われてしまい、酷い時には低体温症になってしまいます。
よくある実験で、飲料を冷やす方法と言うのがあります。
直接そのまま冷凍庫に缶を入れても冷えるまでに時間が掛かりますが、濡れた物で包んで冷凍庫に入れると素早く冷えます。
身体でも同じことが起きるので、濡れた服を着続ける危険を実感して頂けると思います。
汗の処理を速やかにしてくれるのが、レイヤリングにおけるベースレイヤーと言う物です。
かいた汗を素早く吸収し、速やかに乾いてくれます。
その上には保温性を上げる為にミッドレイヤー、さらにはサーマルレイヤーと言われるウェアを重ね着します。
暑くなり過ぎないように、透湿性や通気性のあるタイプがミッドレイヤーには多いです。
サーマルレイヤーはフリースやダウンジャケットなどになり、軽くて保温力のあるタイプが登山にはおススメです。
そして最も重要なのが、シェルレイヤーと言う防風性や防水性能を持ったものです。
断熱を目的としており、温めた空気を逃がさないために、着用します。
防水性能があれば、急な雨にも対応できるので、なおさらに良いです。
体幹部を温めるだけで、とても快適に行動できますが、末端部に当たる指先や頭も冷えを強く感じる部位になります。
帽子やグローブも忘れずに、装備して頂きたいです。
以上のようにサクッと御案内させて頂きましたが、ご来店頂きましたら実物を見ながらレイヤリングのアイテムを検討して頂けます。
皆様のご来店をスタッフ揃って心よりお待ちしております。