見た目がゴリゴリのアルパインシューズ感。
しかし履いてみると実はけっこう懐の深いオールラウンドシューズなんじゃないかという印象。
アッパー全体の素材はスエード生地で足馴染みが良く、前足部はややゆったり目の履き心地。シューレースはしっかり先端まで締め上げられるので、つま先でしっかり踏みたい場合のコントロールもある程度可能です。
後足部は包み込まれるようなフィット感。カカトが細めの日本人にもぴったりきやすいいい形状です。
履き口が蛍光グリーンで、暗い時間帯でも視認性が高くなっています。
馴染みのいいアッパー素材かつ先端まで伸びる靴ひもで、フィット感を山行に合わせて細かくカスタムできます。ただしスポルティバのトランゴシリーズ程つま先に注力はされていません。点で踏むよりも面で踏むのがメインの靴です。
ソール形状もクライミングゾーンはありつつも汎用性の高いもので、ゴム質も他のアルパインシューズよりもやや粘り気のあるタイプです。クライミングゾーンはギュッと硬いです。
なんせカカトの安定感が良く、かつ前の方は縛られ過ぎずに履けるので、地元の登山からアルプス縦走まで幅広く使える印象です。
アッパーの柔軟性がポイントですね。
メンズEU41サイズで700g切り。軽いです。フィット感もいいのでなおさら重さは感じませんでした。
イタリア系のシューズでしかもアルパイン系だと幅狭い印象ですが、このリべレはそんなことはなく、履き易そうです。筆者は足幅が激せまなので厚めのソックスでもちょいゆるに感じました。
高山にも対応できるけれども地元の山でも使える一足が欲しいという方に履いてみて欲しい靴です。
https://www.kojitusanso.jp/app/
他店スタッフの情報なんかも非常に参考になるものが多いかと思います。
アプリでぜひいろいろ覗いてみてください。