新年あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願い致します!
さて早速ですが、冬山の季節です。
今シーズンから冬山に行くお客様に「ハードシェルとレインウェアってどう違うの?」と、よく聞かれます。
一概には言えないのですが、一般的な違いを綴っていきます。
まず、簡単な概念図を作ってみました。
ハードシェルとソフトシェルの特徴を比較。
ハードシェル |
ソフトシェル |
|
防水性 |
◎ |
△ |
防風性 |
◎ |
〇 |
透湿性 |
〇 |
◎ |
(最近、ソフトシェルでもメンブレン入りのフルシームタイプが出てきているのは内緒。)
概念図のように、ハードシェルの中に【レインウェア】というカテゴリーがあると考えるとわかりやすいです。
次に、一般的にハードシェルをお探しの方は、【冬山向け】のハードシェルを探しているかと思います。
では、【レインウェア】と【冬山向け】、どう違うの?
これも明確な区分はありません。というと終わってしまうので一般的な違いをご紹介。
【レインウェア】と【冬山向け】の違いを
レインウェア |
冬山向け |
|
表生地 |
水を弾くツルツル素材 |
雪や岩で擦れても体を守る強い生地 |
襟の高さ |
顎下 |
口元から鼻を覆う高さ(凍傷防止) |
フードの形状 |
普通 |
大きめ(ヘルメット着用前提) |
ベンチレーションの有無 |
ほぼ付いていない |
あり |
【レインウェア】は水、【冬山向け】は岩や雪や強風に対応できるようになっている感じですね。
ここでは、【冬山向け】というカテゴリー分けをしてきましたが、冬山=【冬山向け】ハードシェルを着ないとダメ!というわけではありません。
冬山でも樹林帯の低山から森林限界を超える高山までいろいろあります。
状況や目的に応じたハードシェル(もしくはソフトシェル)を選んでみてください。
ウェア選びに絶対的な正解はないと思います。失敗を繰り返し、経験を積んでください。
経験を積むと、「今日は汗をかかずに登れたなぁー」、「ウェアの着脱回数が減った気がする!」という感じになると思います。
迷ったら、失敗を繰り返してきた店員さんに相談だ!
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
今年も皆様のご来店お待ちしております♪