2020年10月13日 (火)

ハードシェルってなぁに?


こんにちは 川崎ダイス店です。

時々、この時期になると ハードシェルって何?

と言う声をいただくことがあります。


ハードシェルとは…
一番上に着る雨、風、雪などから身を守る
アウターシェルのことです。


ですので、実は雨具…カッパもハードシェルなんです。

とは言う物の 日本の登山業界でハードシェルと言われたら
ほぼ、雪山登山に対応したアウターシェルのことです。

ハードシェル用意して。

とリーダーやガイドさんに言われたら
雪山用のアウターシェルを用意してください。

さて、広義でのハードシェルと言うと
結構幅が広いんです。
その例をいくつかお話しさせていただこうと思います。


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●軽量コンパクトでハイキングや軽登山・旅行・春秋の朝晩用に。

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ノースフェイス ベンチャージャケット ¥16,000+tax

薄手のナイロン生地にコーティングを施し防水処理をしたジャケットです。
透湿性もありこもる感じも抑えられます。

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この生地が透けるくらい薄いタイプのジャケットは
裏地が付いていない分、軽量コンパクト
ですが

シームテープやコーティングの寿命は標準的な作りの
裏地のあるジャケットよりもどうしても早くなってしまいます。
※稀少ですが裏地のあるモデルもあります。

防風用のウィンドブレーカーとしても使用できて
春・秋の中途半端な時期に+αとして持っていると
とても重宝することが多いジャケットとなります。

トレイルラン向けの超軽量防水シェルもこのあたりに位置します。
が、登山で使用するには細身の作りなものが多いので
通常登山の重ね着がしづらい場合もあるので注意が必要です。
※ノースフェイス ストライクトレイルジャケットなど



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●いわゆるカッパ。雪の無い時期なら主力選手。低山から高山縦走まで。

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ノースフェイス クライムライトジャケット ¥30,000+tax
ゴアテックス製の防水透湿ジャケット。
クライムライトジャケットはマイクログリットバッカーと言う裏地で
ウェアとの滑りも良く動きやすさも兼ね備えています。

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ジャケットの生地がそれなりの厚みのあるタイプです。
防水性能はすこぶる高く、雪山以外の厳しい条件に対応する為のウェア。
いわゆるレインウェアです。
登山の基本的シェルとなり これを持っていないと話にならない
というレベルのアイテムです。
持っていないと「山をなめるなおじさん」に怒られます
春秋などにはマウンテンパーカーとして街用アウターとして使われる方も少なくないです。



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●雪山に行くならコレを着ないと命が無い?!雪山登山向けジャケット。

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サレワ ステルヴィオジャケット ¥28,000+tax

2層タイプのゴアテックスジャケット。
ヘルメット対応の大型フード仕様です。

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いわゆるハードシェルと日本で呼ばれているジャケット。
生地は厚く、耐久度が高く。裾丈も長く設定されていることが多いです。
さらに前立て…あごの部分ですが首だけでなく鼻下くらいまでガードできるタイプだと
風雪が厳しい時でも寒さや息苦しさを抑えてくれます。

ヘルメットに対応
している物が多いです。

雪山だけではなく、冬山のトレッキングや北国の旅行から
街のマウンテンパーカーとしても活躍します。

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この様に登山で分けるとザッと この3パターンではないでしょうか。

ハードシェルと言っても その用途によって顔が変わってきます。
使用条件、状況など精査し 適切なものを使用しないと
命にかかわってくることも少なくありません。
経験などでもその対応幅は大きく変わります。

雪山用のシェルはまだ少ないですがご相談にいただくことは可能ですので
聞きたいこと、知りたいことがありましたら 川崎ダイス店へ遊びに来て下さい。

詳しくはウェブショップで

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