こんにちは。
好日山荘 川崎ダイス店です。
そろそそ冬山の準備を始められる方も多いと思います。
本日はこの時期、店頭でお問い合わせが多い
ピッケルの選び方、
について説明致します。
まずピッケルを選ぶ時のポントは
①長さ
②形(形状)
③握りやすさ
です。
①長さ
一般的な雪山縦走で使う場合は身長-110cmと言われています。
例えば、172cmの身長の方なら、172-110=62cmになります。
しかし、各メーカーのピッケルのサイズ展開は5~8cm間隔のサイズが多いので、
ピッタリなサイズはなかなか出会えません。
なので、身長が172cmの方なら、58~66cmあたりのサイズを
実際に持ってみて、判断して下さい。
目安はピッケルの石突きが踝にくる長さよりも少し短めが良いと思います。
実際の山では急な傾斜で使うので、あまり長いモデルを選んでしまうと、
雪面に刺すときに肩を大きく振らなければならないので、使いづらいです。
写真は身長163cmのスタッフが53cmのピッケルを持っています。
踝より少し上くらいの長さが目安。
②形(形状)
ストレートタイプとベントタイプがあります。
左がストレートタイプ、右がベントタイプ
一般的には杖として使う事がほとんどなので、
初心者の方や縦走登山メインで使う場合は
ストレートタイプが良いと言われています。
今後のステップアップを考えて、
バリエーションルートにも挑戦してみたい・・・、
とお考えの方は、より雪面にピックが刺さりやすい、
ベントタイプを選んでみるのもありです。
極端に曲がったベントタイプのピッケルでなければ、
雪山縦走の時に使用しても特に不便を感じることは無いので、
初心者の方でも選択肢に入れてみてください(ピックが鋭く
なっていることが多いのでウエアを切らないように注意は必要です)。
③握りやすさ
こちらは実際に実物を握って見てください。
ヘッドの形は各メーカーで異なります。
好みが出ますが、わたしはピック上部が適度に厚みのあるタイプが
雪面に刺すときに力が入りやすいので好みです。
ピックを長時間にぎっていると指先が冷えやすいので、
凍傷防止のガードが付いたモデルもあります。
以上、簡単にピッケルの選び方について説明してみました。
これを読んでいただいてお気づきだと思いますが、
初めてピッケルを選ぶ時は、
実際に手に取って頂かないと選び辛い事が分かりますよね。
ぜひ、店頭で手に取って、握ってみて、選んでください。
実際に雪山で使う手袋を付けた状態で握ってみることもオススメします。
迷ったら近くのスタッフまでお気軽にお問合せ下さい。
初心者の方におすすめなピッケルはこちら
グリベル
ネパールSA・プラス
価格:12,700円+税
サイズ:53、58、66、74(cm)
シャフトが緩やかにカーブしており、雪面に刺しやすいモデル。
しっかりとした厚みのあるリーシュとヘッドカバー付
ぜひ、店頭でご覧ください!
今なら、
冬の安全道具
ピッケル・アイゼン・スノーシュー
ワカン・ストックが
5%OFF!!
12月13日までです!!
皆さまのご来店、お待ちしております!
★Follow Me★
好日山荘川崎ダイス店Instagram
@koujitusansou_kawasaki
好日山荘川崎ダイス店Twitter