いろいろなメーカーがありますが、自分に合うかどうかはやはり実際に背負い比べてみるのが一番です。
メーカーによってもモデルによっても荷重配分のバランスがぜんぜん違うので、どれが自分にとって一番楽に感じるかは個人によってやはり変わってきます。
近年ご指名の多いグレゴリーのズールは、背中全体のフィット感が高く、荷重バランスとしては「腰・背中」の負荷が大きめです。肩は楽です。
柔軟性の高いメッシュパネルが通気と、自分との一体感を生み出しています。
カリマーのリッジは「肩・腰」の荷重配分が大きめです。特に肩寄りに感じる方が多いかもしれません。
背面は3点のパッドで押さえられるようになっていて、密着させすぎないことで通気を確保し、その分を肩と腰に回しているイメージです。
ミレーのサースフェーは「肩・腰・背中」の荷重配分が今回紹介する中で一番バランスよく取られているモデルです。特定の部位に大きく負荷を感じることはあまりありません。
背面パネルもちょうど上記2モデルの間をとったような仕様です。
バックパック本体が縦長なので荷物が下にたまりにくく、自然とパッキング時の荷重バランスも取れていきやすいです。
ザック好きスタッフの個人的な感想ではありますが、宜しければ参考にしてみてください。
最終的には現物を背負って、ご自身がどれが一番楽チンに背負えていると感じるかです。
私がお相手させて頂く場合には、お時間が許す限り下の写真の重石を入れて試して頂いています。そのうえで、お客様自身の背負いやすいと感じたモデルをお選びいただければとお手伝いいたします。