2021年7月29日 (木)

夏は雷に注意!

皆さんおはようございます。

昨夜はカミナリ、停電と大変だった方もおられるかと思います。

山もアウトドアシーンも、雷は怖い、いったいどうすればよい?

そんな疑問を時々お客様から伺うことがあります。

危ないのは、開けたところ、山の稜線、尾根、樹の下などと言われています。

樹の下がダメならどこへ逃げればいいの?テントは?自然にそう思いますよね。

避難場所は、屋内や車の中がベストですが、山小屋から出たら、次の山小屋ばでは遠い。。。

そんな時、保護範囲って言われるところを目指すのですが、

保護範囲

高さ4m以上20m以下の高い物から、4m離れ

高い物のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲

つまり、、、樹から4m位はなれてしゃがむとベターかと思います。

尾根なら谷側にすこし降りてしゃがむということになりますが、険しい地形は難しい。

そうならないように、事前に天気を読むことも、大事です。

現場では、昔から、ラジオに雑音が入るのが頻繁とか、暑いのに、急に冷たい空気が降りてくる感じが、雷の危険を察知するのに言われてきました。

逃げ場のない岩場の縦走やエスケープルートのないコースは、雷が連日続いているときは危険になります。無理のない計画を考えましょう。

テントの場合、保護範囲に入りませんので、山小屋が近ければ避難、もしくは、張る場所を変えたり、そのときのベターを探しましょう。

急な雷雨は、雨具の着る暇もないこともあります。

ここで着ておいた方がいいかな?そんな相談も同行者として下さいね。

雨具はザックの出しやすいところに入れておきましょう!雨蓋は重くなるとダメなので、雨蓋に挟んでおいたり、上の方に入れたり、ハイドレーションを納める背面近くの場所も良いかとおもいます。

まだしっかりした雨具がない方、大事な山の制服!!です。

1日中歩くような時は、耐水圧や目止め処理のしっかりした、アウトドアの本物の雨具をご用意して下さいね!

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