この秋、1998年の登場以来ロングセラーを続けているARC'TERYXのアイコン的存在「ARRO 22」が十数年ぶりにモデルチェンジ。
世界で初めてGORE-TEX XCR®と止水ジッパーを採用した同社のフラッグシップジャケット「ALPHA SV JACKET」と同時期に発売され、「ARRO 22」もまた世界で初めて止水ジッパーを採用したバックパック。
外観に大きな変更点はありませんが、日常でより使い易い仕様へとブラッシュアップされています。
ARRO 22 BACKPACK
■MPN...24016
■Price...￥27,000yen+tax
■Color...Stealth Black, Wildwood
■Weight...1,003g
-フロントポケットの素材の変更-
これまではマリンギアやラフティングボートにも使用されるArmourlite™を採用していましたが、ニューモデルでは新素材に切り替わっています。質感は似てますが、従来素材より生地の伸びを抑え安定させた、より高強度な素材へとアップデート。防水性も折り紙付きです。
<*完全防水ではありません>
-ボディ素材の変更-
本体は1260Dバリスティックナイロンから、420D CORDURA®ナイロンに変更。
生地の軽さに対して非常に耐久性の高いマテリアルです。
-ショルダーハーネスの変更-
従来モデルより柔らかなパッドを採用し、形状も見直した事でフィット感が向上しています。
また、背面長がやや短くなった事で女性の方でも背負いやすくないっています。
-サイドポケットの素材の変更-
固めのメッシュ素材から伸縮性のあるメッシュ素材へ変更。
-ジッパープルの変更-
今季モデルからカスタムデザインのジッパープルが採用されています。
TPU素材をモールドした絶妙な形状が指にフィットして引きが楽になっています。
-オーガナイザーの追加-
新たにPCスリーブとジッパーポケットを搭載。
PCスリーブは15インチのラップトップまで収納可能で、ハイドレーションも従来通り使用可能です。
細かい部分がアップデートされ、デイハイクからバイクライド、ボルダリングジム使いにはもちろん、日常でより使いやすくブラッシュアップされた新しい「ARRO 22」。
是非、店頭でお確かめください。
因みに、今月号のPEAKS(9月号)にARROや数々の代表作を生み出してきたARC’TERYXのデザイナー・DAN JACKSON氏のインタビューが見開きで掲載されてます。ARROの誕生秘話が語られている貴重なインタビューです。
最後にオマケ。
発売当時のカタログで、初期のARRO 22。
微妙に形や仕様は違うけど、基本デザインは20年経った今も変わってないんです。
今見ても斬新に見えるって、凄いことですよね。
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