昨年はコロナウィルスの為、富士山の山開きは行われず寂しい夏シーズンとなってしまいましたが、今年は富士山に登れます!
色々と規制のある中での富士登山になりますが、マナーを守って楽しく登りましょう。
詳しくは、「富士登山オフィシャルサイト」をご参照下さい▼
http://www.fujisan-climb.jp/
さて、富士山に登る上で揃えないいけない山道具が色々あります。
今回のblogでは、「登山靴」「ウェア」「リュック」「小物」の4回に分けて、富士登山で必要な装備を紹介したいと思います。
今回は、リュック編。
前回の「ウェア 編」でもお伝えした通り、富士登山では天候状況によって寒暖差が激しくなるため、雨具の上下、フリース、ダウンなどの防寒装備は必需品です。
それに加えて、1リットル以上の飲み物とその日を凌げる食べ物や行動食など、思ってる以上に荷物を背負って登らなければなりません。
では、どのくらいの大きさのリュック、どのような仕様のリュックを選べば良いのでしょうか?
本題に入る前に、、、
リュックという名称、お店や話す相手によって「バックパック」や「ザック」など呼び方が違う事がありますが、国ごとの呼び名が違うだけで、指しているものは一緒です。
リュックの大きさは、リッター(L)で表します。
メーカーにより同じリッター数でも大きさが異なり、何を想定して作られたかにもよって大きさが異なるので、迷った場合はスタッフまでお尋ね下さい。
-リュックの大きさ-
まずは、基本装備の確認。
以下のリストで◎が付いてる物は必要装備です。
◎が付いた装備を全てリュックの中に入れるには、25~30リッター程のリュックが必要です。
左が30L、右が25L
上の写真はスタッフが富士山に登った時のですが、手前のスタッフは25Lのリュックを、奥のスタッフは30Lのリュックを背負っています。
お互い基本装備は入っていますが、プラスして個人装備だったり、ウェアやギアの大きさにより個々で差が出ます。
ガスバーナーを持参して温かい食べ物や飲み物を作ったりするなら、その分の機材と食材が。
山小屋泊の場合は、山小屋指定の感染症対策グッズを持参する必要があります。就寝時に必要なインナーシーツや寝袋が必要な山小屋もあるので、基本装備にプラスしてそれらの装備が入るサイズで選ぶようにしましょう。
-リュックの仕様-
登山用のリュックには、荷物のアクセスの仕方に二つのタイプがあります。
一つ目は、多くのリュックで見られるジッパーで開閉するタイプ。
中の荷物へのアクセスが容易で誰にでも扱いやすいのが特徴です。
二つ目は、雨蓋と言われる上蓋を開けて巾着になっているタイプ。
雨蓋は一本もしくは二本のバックルストラップで固定され、その締め具合によりリュック本体の容量が2L〜5Lの範囲で拡張可能。また、大きくジッパーを使用せずコードによる開け閉めのため、故障リスクが少ないのも特徴です。
25L前後のリュックにはジッパータイプが、30L以上のリュックには雨蓋タイプが多く見られます。標高が高くなるにつれ必然的に装備も増えてくるので、選ぶ際は容量(L)も含めて富士山以降の登山計画を見据えて選ぶと良いでしょう。
リュックの腰ベルト
腰ベルトにも二つのタイプがあります。
25L前後で多く見られる簡易的なストラップのタイプ。
30L以上で見られる大きなパッドで腰を包み込むタイプ。
リュックに入れる荷物の重さで腰ベルトの重要性が変わってきます。リストにあった基本装備を入れると重さは約5〜6キロ程。食料や水分量で前後してきますが、5キロ以上の場合はしっかりとした腰ベルトが付いてるモデルの方が肩が楽で快適です。
-リュックの背面長と女性用モデル-
登山用のリュックには、S/M/Lと洋服のようなサイズ分けされたモデルがあります。
それを背面長サイズと呼び、ショルダーハーネスと上で紹介した腰ベルトの間の長さを指します。
左がLサイズ、右がMサイズ、ショルダーの付け根の位置に違いが見られます。
背面長サイズは背負う方の胴体の長さに比例し、適正サイズを選ばないと肩が痛くなってしまったり、安定感がなかったり、快適に背負うことが出来ません。
女性用モデル
左が女性モデルのMサイズ、右が男性モデルのMサイズ。こちらもショルダーの付け根の位置に違いがあります。
左の女性モデルの腰ベルトは上に向けてカーブしていますが、右の男性モデルは真っ直ぐになっています。男女の骨格の違い合わせて細かい部分も異なっており、フィット感に大きな違いが出ます。
女性モデルには上のような専用タグが付いてる事が多いので、表記にも注目して選んでみましょう。
詳しい背面長や女性モデルの違いは、こちらのblogで詳しく説明していますのでご覧下さい。
▶︎リュック+One
登山用のリュックは水に強いと思われがちですが、殆どのモデルは撥水加工が施されているだけで防水ではありません。
リュック用のレインカバーを必ず一緒に揃えるようにしましょう。近年はレインカバーを付属するメーカーも増えているので、分からない場合はスタッフまでお尋ね下さい。
初めての富士登山、是非店頭スタッフまでお気軽にご相談ください。
最後は、富士登山で必要な「小物 編」を紹介します。
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