2021年10月 4日 (月)

何を着ればいいですか?(前編) ~日帰りで紅葉を楽しむ~

10月になりましたねぇ~(*´▽`*)

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最近店頭で「この時期は何を着ればいいですか?」「どんな服装で登ればいいですか?」という質問を非常に多く頂きます

そこで今回は“日帰りの紅葉登山”を基本にウェアレイヤリング(重ね着)のちょっとしたご提案をしたいと思います(^^)/

*ここで紹介するウェアは店頭にない物も含まれます。商品自体ではなく、基本的なレイヤリングの考え方として参考になれば幸いです<m(__)m>

①ベースとして着る物

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夏と違い行動中は暑くて汗を掻いても、止まると寒いのが秋の山。“気温の低さ”による寒さもありますが“濡れ”による冷えの影響も大きいです。そこで、一枚目には「スキンメッシュ」や「ドライナミック」など“汗冷えを軽減”してくれるものを、2枚目に長袖のジップアップ系やウール系の吸水速乾で多少なり保温性があるものがおすすめです。

この2枚が基本的には行動中に変わらない“ベース”になります

イメージとしては、スタート時にちょっと寒いなと感じるくらいがちょうどいいです

②行動中、寒く感じた時に防寒対策

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状況によってですが、基本的に行動中の防寒着としては「フリース」でしょう。厚みにより保温力は変わりますが、風を通すので行動中でも蒸れにくく適度に保温もあります。

実際に厚みはお好み的なところもありますが、“薄手”か“中厚”クラスでいいと思います

ただ風を通すという事は止まった時や休憩時は厚さに関係なく寒さを感じてしまうので、防風性のあるソフトシェルなどがおススメです。

③ウェインドブレーカーとソフトシェルの使い分けは?

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この質問も非常に多い一つですが、正直に言って明確な線引は無いんですよねぇ(;^ω^)

それぞれの特徴としては・・・

ウィンドブレーカー(左:パタゴニア/フーディーニ)

防風性と撥水性、薄くてコンパクト。基本的に保温性はなく春夏のイメージが強いが重ね方次第ではもちろん通年着用可能

秋の山でも、アクティブな山行(トレランやスピードハイク)で運動量が多い、軽量化志向、寒さに強い方など保温性よりも軽量コンパクト重視な方向き

ソフトシェル(右:ファイントラック/ニューモラップ〈旧モデル〉)

防風性と撥水性、ストレッチ性もあり着用したままでも動きやすい。生地の厚さで種類があり保温性も比例することがある。嵩張ってちょっと重い。雪山も含む秋から春先までのイメージ。

運動量が少なくマイペース志向(景色を楽しみたい、山頂を目的としない)、写真など動かない時間も多い方、とにかく休憩が大好き(笑)な方はちょっとでも保温性があった方がいいかもしれませんね(^^)

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共通しているのはどちらも“防水性”が無いということ。つまりレインウェアにはなりません。

さて今回はここまで(*´▽`*)

すいません、だいぶ長くなっちゃったので・・・

どうでしょう?だいぶ簡単な説明になってしまいましたが、なんとなくでもイメージが湧いたでしょうか?

もちろん、もっと知りたい方はご来店いただければもっと詳しくご案内致します

皆様のこれからの秋の山が安全で楽しい山行になりますように(^^)/

後半に続く・・・・


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