発売してからというもの、人気が衰えることを知らないクライミングシューズがあります。
今回ご紹介しますのはコチラ。
LA SPORTIVA(ラ・スポルティバ)
「Skwama (スクワマ)」
¥20,500+税
人気の理由の一番は、なんといってもこの幅広のラストでしょう。
ターンイン(靴底のカーブ)も緩いので、ダウントウシューズの中では抜群の履きやすさ。
しっかりサイズを詰めたものを使っても、面倒な脱ぎ履きの頻度は間違いなく減ると思います。
ダウントウは少しキツい角度で、スポルティバらしい先端部分のシャープさと相まって、
柔らかいシューズではありますが高いエッジング性能を発揮します。
エッジングといえば、印象的な場面が思い出されます。
グラビティリサーチ サンガスタジアム店の平嶋店長と一緒に御在所岳に登りに行った際、
カリフォルニアドリーミング(6P 5.12a/b)の4P目(5.12a/b)の核心部、
花崗岩の極小エッジを彼はスクワマでとらえて立ち込み、抜けていました。
ちなみに私はシャンクのヘタったTCプロでしたがどうにも踏めませんでした。
彼の優れたテクニックはもちろん、スクワマのエッジング性能の高さも表していたように思います。
ヒールカップにも特徴があります。
Sヒールシステムというインサイド側に設けられたブリッジによって荷重がかかった際のカップの変形を抑制し、力が逃げるのを防ぐというものです。
柔らかいシューズの弱点を最低限のサポートで補う造り、この辺りの小技は外国メーカーは苦手な印象がありますが、
さすがスポルティバ、ブランドスローガンの「Inovation with passion」を地でいっています。
トウ部分のラバーパッチはかなり大きく貼ってます。
これでトウフックがかからないとなれば、靴のせいにはできないですね(笑)。
女性用に「Skwama Woman(スクワマ・ウーマン)」もあります。
ぜひ一度足を入れてみてください!
この靴は履いてみないと良さはわかりません。
お待ちしております。
好日山荘グランフロント大阪店 戸田
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