こんにちは、腸脛靭帯炎を患っているのでストックが手放せない戸田です。
ストック(トレッキングポール)を使ったことがない方、いますよね。
よくわからない?必要ない?
まあまあ、ひとまずこの記事を読んでみてください。
今回はストックのご紹介。
ストックには大きく分けて2種類あります。
伸縮式(テレスコピックタイプ)
折り畳み式(フォールディングタイプ)
さてこの2種類、どちらがいいというものではありません。
一長一短あります。
まずは大きさから見てみましょう。
ご覧のとおり、折り畳み式の方が圧倒的にコンパクト。
これなら、
もちろんザックの中にもしまえます。
一方、伸縮式を同じようにサイドポケットに収納すると、
少し上に突き出ます。
写真のザックで38Lの容量ですので、もっと小さいザックですとかなり上に出ることになります。
頭上に張り出した木に引っかかったりするなど、これが邪魔になる場面もあります。
収納した時のサイズでは折り畳み式の勝ち。
では、長さの調整に関してはどうでしょう。
折り畳み式から見ていきましょう。
このモデルは、使用時に最長130cmまで伸ばせるタイプで、最短に調節して110cm。
写真ではその最短にした状態です。わずか20cmほどしかサイズ調節ができません。
下りで使うのはともかく、登りでは、取り回しに難があるだけでなく別の問題が出てきます。
次の写真をご覧ください。
段差が大きいところで使おうとすると、グリップの位置(黄色〇)が肩の高さ(黄色―)を越えてしまいます。ザックを背負った状態でここまで腕を上げるのは、荷物が重い時はかなりの負担です。
せっかく身体を楽にするために使っているストックでも、これでは逆にしんどくなります。
ストックの長さはこれ以上短くできませんので、どうすればいいかというと、
肩の高さを越えないように、グリップの位置を変えるしかありません。
これで肩への負担は減らせます。
しかし、ここで新たな問題が出てきます。
上の写真ではシャフトのだいぶ下の方をグリップしていますよね。
ということは、
リストループ(黄色〇の部分)、これが非常に使いにくくなるんです。
シャフトの下の方をグリップするとなると手首をループから抜かないと届きません。
リストループは特に長い時間に亘ってストックを使う場合に握力をセーブしてくれるものなので、それが使えないというのは、折り畳み式の欠点と言わざるを得ません。
一方、伸縮式は長さの調節幅が大きく、モデルにもよりますが最短で60cm、最長で130cm程度まで伸ばすことができ、レバーロックで固定が簡便になっているものが主流。
ほぼどんなシチュエーションでも対応できるのが魅力です。
もちろんリストループもしっかり使えます。
というわけで、長さの調節に関しては伸縮式の勝ち、でいいのではないでしょうか。
いかがでしょうか?
どちらも長所・短所があるものですね。
しかし共通するのは、使えば楽になるということ。
これが一番大事。
最後に、今回モデルとなった商品をご紹介いたします。
【折り畳み式】
LEKI レキ
Blrack Series Micro vario carbon
ブラックシリーズ マイクロバリオカーボン
¥25,000+tax
詳細はコチラから!
【伸縮式】
LEKI レキ
Trail Lite AS
トレイルライトAS
¥12,000+tax
詳細はコチラから!
ぜひ店頭で触って試してみてくださいね。
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