2020年11月 7日 (土)

行動中の中間着のお話

秋から春にかけて活躍する中間着。

多くはフリースジャケットがあげられる事が多いですが、今回は中綿に化学繊維が封入されたモノを紹介致します。

 

一言で化繊綿ジャケットと言っても、大きく二つに分けられます。

それは「行動中」か「停滞中」か。

店頭でのご質問で多いのが「歩く前は快適だけど、歩き出すと汗だくになる」

これまでは中間着やアウターを脱ぎ着する事で体温調整を行うのが一般的でしたが、これはこれで面倒くさいです。

この脱ぎ着の回数を減らしてくれるのが化繊綿のジャケットなのです。

各ブランドからは1種類くらいは商品化されておりますが、今回は私が実体験した商品のお話です。

  

使用したウェアは、、

ミレー

アルファ ライト スウェット クルー

MIV01836

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「街から山頂まで1日中着ていられるさまざまな機能を兼ね備えたベース・インシュレーション・シャツ」というのが、この商品の特徴なのですが、これが本当なのか実際の山で試してみました。
※試した時は速乾性の高い夏用の機能性Tシャツをアンダーの代わりとして着用しております。
 
 
家から着用し、車を運転。登山中はもちろん帰りのスーパーまで着用し帰宅まで着続けました。
山行内容は10月末、近隣の標高600m、歩行時間3時間ほどの低山です。
天気は曇りだった為、行動中の気温は終始15℃前後でした。
 
結果、一言で表すと「すごい!」
見た時に良い商品だと直感が訴えてましたが、正直ここまでバランスが取れているとは思ってもみなかったです。
 

Img_20201105_195949

光が漏れています。このメッシュと化繊綿のバランスが絶妙。

 

 

 
以下、具体的な感想。
■家から登山開始まで・・・特に暑くもなく寒くもなく。ちょうどいい。
■登山開始直後・・・風が吹くと通気の良さを感じ、ほんの少し寒いくらい。
■登山中盤(急登)・・・さすがに額に汗が流れました。ですが汗でべちゃつく事は無く、身体から出る熱が常に放出されている感覚が分かります。
■山頂(休憩時)・・・風が吹き抜ける場所ではなかったうえ、標高も低い為か汗冷えを一切感じませんでした。標高が高くなったり、風が抜ける状況なら上に防風対策のジャケットを羽織りたくなったと思います。
■下山中・・・登りより体温が上がらない下山ですが、この時も終始快適にコントロールしてくれていました。
■帰宅~スーパー・・・エアコンが強い生鮮食品売り場でも快適さは継続。
 
 
このように一日中いい仕事をしてくれました。
私自身、結構汗っかきなのですが、いつもなら暑くて脱ぎたくなるタイミングでも不快感は少なかったように思えます。
私は普段着でも使用したかった為、フルジッパータイプよりもクルータイプを選択しましたが、登山専用ならフルジッパーのジャケットタイプの方が使い勝手がよさそうです。
 
 
登山スタイルが多様化した昨今、ウェアも進化しより細かいニーズに対応した商品がでております。
経験豊富なスタッフが出来る限りアドバイスさせて頂きます。
実際、手に取って体感してみませんか?
 
 
グランフロント大阪店 大杉
 
 

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