ギアコーナーの戸田です。
12月になると気忙しくなるのは、新年を迎えるためにしなければならないことが多いから。
登山者も同じですね。
早く冬山の準備を・・・!
ということで、今回は冬山の必需品・アイゼンについてご紹介を。
正確にはドイツ語でSteigeisen=シュタイクアイゼン、英語・フランス語ではCrampons=クランポンといろいろな呼び方があってややこしいので、このブログではアイゼンということでお話しをしていきますね。
いきなりですが、アイゼンは冬にだけ使うものではありません。
雪や氷が有る時に、使うものです。
当たり前?
いえいえ、冬以外でもアイゼンがいる場面、意外と多いんですよ?
この写真は4月の霞沢岳(2646m)ですが、樹林帯でもほぼ一面氷状の雪で覆われており、春でもアイゼンは必須です。
こちらは8月上旬の白馬岳(2932m)、有名な大雪渓です。
ご覧のとおり、谷全体を埋め尽くす雪の斜面となっており、盛夏とはいえやはりここも6本爪以上のアイゼンが必要な場所。
そう、つまり春や夏でも高山では雪が残っているので、使うことがあるんです。
アイゼンの購入に踏み切れないお客様からよく聞くのが
「冬だけしか使わないのに大層すぎないか・・・」
というお話。
もちろん真冬ともなれば低山でも必要になるわけで、それが春でも夏でも使えるなら無駄にはなりませんよね?
というわけで、春山・冬山のことはひとまず置いておきまして、まずは関西から行ける人気の冬山で、どんなタイプのアイゼンがいいかご紹介いたします。
【高見山】
6本爪アイゼン
霧氷が有名な高見山。人気あります。しかし1~2月はしっかり積雪し、凍結箇所もありますので6本爪アイゼンがベストマッチ。
オススメはコチラ!
EVERNEW エバニュー
幅調節式6本爪アイゼン
¥8,580(税込)
【金剛山】
チェーンアイゼン
言わずと知れた大阪府の最高峰。積雪量はさほど多くないので6本爪だとやや歩きにくく、しかし凍結箇所はありますのでチェーンアイゼンがいいですね。もちろん雪が多ければ6本爪でも活躍します。
オススメはコチラ!
SALEWE サレワ
MTNスパイク
¥7,480(税込)
【伊吹山】
10~12本爪アイゼン
関西随一の人気山岳ですが、冬は様子が一変し、7合目より上の急坂ではフラットに足を置くことができないので前爪のあるアイゼンが必須となる厳しめの山。
オススメはこちら!
GRIVEL グリベル
G10ニュークラシック (10本爪)
¥17,600(税込)
PETZL ペツル
バサック LLU (12本爪)
¥20,900(税込)
今回のご紹介はここまで。
大事なのは、これらアイゼンは冬以外でも使える道具だということ。
アイゼンがあれば、行ける山・行けるシーズンが増えることは間違いありません。
「この山ではアイゼンは必要?」「どんなアイゼンがいい?」という質問がありましたらお気軽にスタッフにお聞きください!
迷っている方の背中をドーンと押します。
グランフロント大阪店 戸田
-----------------------------------------------------------------------------------------------
冬山応援フェア開催中☃
12/4〜12/13
冬の安全道具5%OFF
(アイゼン、スノーシュー、ワカン、ストック、ピッケル)
12/4〜12/25
メンバーズポイント8%還元(通常ポイント5%+スペシャルポイント 3%)
※スペシャルポイント3%分は1/31までの有効となります
詳しくは⇒雪山応援フェア
好日山荘アプリ登場!!
SNSで最新情報も配信中!!
フォローお願いします