こんにちは、戸田です。
テント泊では必需品、あるいは小屋泊りでも今や必要になることがある、
寝袋。
かさばりますよね。
それはコンプレッションバッグでどうにかなります。
↑↑↑こんなんです。
そして重たいですよね。
問題になるのは、この重量の方です。
軽量化しようにも、嵩を落としたら軽くできますが、それでは当然寒くなってしまいます。
でどうしたものか、と。
ここで一つ思い出していただきたいのは、そもそも、寝る時の暖かさは寝袋のみで確保するものではないということです。
①寝袋
②衣類
③スリーピングマット
この3つの足し算で決まります。
例えば寝袋の暖かさを減らしたなら、他でカバーできれば同じ暖かさを出せるわけですよね。
具体的には、
防寒着を着たまま寝るようにする
防寒着は必ず持っていっているものだと思いますので、着たまま寝ることで暖かさアップ。
寝る時に脱いでしまうのはもったいないです。
薄手のダウン上下がお薦め。
より暖かい防寒着を着て寝る
季節が変われば防寒着も厚手のものに変ります。
こちらも簡単に暖かさアップできます。
スリーピングマットをより高断熱のものに代える
R値(断熱性の指標)が高いものは下からの冷えを覿面に防いでくれます。
これだけで軽量化できることもありますが、変更を加えた道具によっては、寝袋の重量が減っても①②③の合計重量が増えてしまうこともあります。
それでは意味がありません。
では、他を変えずに寝袋だけ重量を削る方法はないか・・・
ここでおもしろい道具のご紹介です。
SOL
エスケープライトヴィヴィ
¥7,480(税込)
体熱を反射するアルミ薄膜を内側に蒸着させたシートを、封筒型に成形したものです。
非常時に使うイメージが強いこの商品ですが、実はこれを寝袋のインナーに使うと劇的に暖かさを上げられます。
私が使用した体感としては、だいたい8℃~10℃ほど暖かくなります。
こんな感じです。
重量は156g。
この組み合わせを使うと、たとえば、3シーズン用として一般的な、
イスカ エアドライト290
¥30,800(税込)
重量560g。
対応下限温度は2℃
これを、より軽いものに替えるとします。
シートゥーサミット スパーク Sp0
¥24,860(税込)
重量225g
対応下限温度は10℃
この寝袋にさきほどのエスケープライトヴィヴィを組合せると、
対応温度が8℃ほど下にズレますので、ほぼエアドライトを同じくらいになるはずです。
そして気になる重量は、
156g+225g=381g<560g
寝袋のみの軽量化、達成です!
さらにこのままの組み合わせでより寒い時期にまで対応させようと思ったら、防寒着を厚手のものにすれば寝袋の重量を変える必要はありません。
組み合せ次第でさまざまな季節で使えて軽量化が可能なエスケープライトヴィヴィ、ぜひお試しを。
グランフロント大阪店 戸田
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