2月17日、奥多摩の六ッ石山に登ってきました。
当初は鷹ノ巣山（1,734m）を予定していましたが一週間前の積雪で直後はラッセルが必要なまでになっていたようで、標高、難易度共に少し下げた六ッ石山（1,479m）にしました。
麓では蝋梅（ロウバイ）が咲き、コースの中心となる石尾根も一時は膝上まで雪があったようですが温かさで一気に溶け、この日は石尾根までは一箇所を除きすっかり雪はなくなっていました。
地面もすっかり乾きとても歩きやすかったです。
石尾根の終わり、付近標高1,400m頃になると地面より先に木々の葉が白くなり始め、霧氷を楽しめました。
山頂に向け雪も一気に現れ、真っ白な世界へ。
この日は風もなかったため山頂で食事をとりました。
他の方に聞くとやはり六ッ石山より先、鷹ノ巣山方向は一気に雪深くなっていたようです。
技量や状況に合わせ雪を楽しめるエリアだと感じました。
＜＜コース詳細＞＞
登り始めは気温約４℃、蝋梅（ロウバイ）が満開で梅も咲き始めていました。
奥多摩駅からスタートして、まずは羽黒三田神社を目指し、その裏から登り始めます。
林道や車道を挟んで稲荷神社を過ぎたら尾根道を中心に標高を上げていきます。
登りやすくわかりやすい道です。少しずつ気温が下がりしばらく0℃を保っていました。
三ノ木戸山周辺になると植林帯を抜けミズナラなどの落ち葉が一気に増えました。
ここで始めて軽アイゼン（6本爪アイゼン）装着。雪というより氷ですがすぐに土に戻り外しました。
各所に林道や作業道があり迷わないよう看板やロープが張られています。
少しずつ石が出てくると石尾根です。
少し急にはなりますが木の間から大岳山方向を覗くことでき、気持ちのいい広い尾根です。
木の葉が白くなってきました。霧氷です。
雪は降っていませんでしたが風が吹くとハラハラと氷の粒が落ちてきます。
狩倉山を超え六ッ石山手前になると一気に雪が現れ再びアイゼン装置。
一変、真っ白になった世界を楽しみました。
山頂は−3℃から−４℃
風がなかったので腰をおろしお昼を食べました。
下山は石尾根から三ノ木戸林道へ。
南斜面なので今回は雪も全くなく歩きやすかったですが道はとても細くトラバースになります。
雪が降ったすぐ後は注意が必要だと感じました。このコースは車道歩きが長くなりますが、登山口でもある車道の終わりは山が良く見えていい場所でした。
（大岳山、御前山）
水根からバスに乗り、奥多摩駅に帰りました。
都心で最高気温が一桁だと、奥多摩や秩父だと氷点下。
これからまだまだ寒くなる日もありますので、冬ギアやレイヤリングを駆使して安全に山登りを楽しみましょう♪
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