山の情報・知識 Feed

2019年7月23日 (火)

20190722_155706_2 日帰りでの白山は、コースタイムこそ少々長いものの、非常に人気のスタイルです。

20190722_160000 砂防新道から黒ボコ岩方面か、エコーラインで弥陀ヶ原のコースが一般的でしょう。

健脚な方や砂防新道はもう十分歩いたという方は観光新道へ行かれる方は多いと思います。

しかしみなさん、南竜から展望歩道へ日帰りで行かれたことはありますでしょうか?

かなりのロングコースになりますので、トレランの方でもない限りはなかなか選択肢に上がらないと思います。

しかし!この展望歩道実に気持ちいいコースです。

ではどうやって行くか?贅沢に南竜でテント泊しちゃいましょう!

テント泊で二日に分ければ、コースタイムとしては全然短くなります。

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1563780204082 夕方以降は意外と冷えますので、防寒対策は万全に!

1563780158456 夕焼けも朝焼けも満点の星空も、贅沢です。特に星空は、下界のキャンプ場よりもさらに近くなりますので、星たちのサイズ感が全然ちがく見えます。山だからこそ近づける星空の景色は感動ものです。

1563780232243 日差しをいっぱいに浴び、山側の眩しい緑に癒され、アルプスの展望を右手に見ながら登ります。

遠出は難しいけど近くで贅沢したい!というバカンス登山におすすめです。

こんなに手軽にテント泊を、しかも2000m級のテン場でできる地域は珍しいです。

福井にいるからこそできるこの贅沢、ぜひご堪能あれ。

2019年7月22日 (月)

20190722_141134 そろそろスカっと晴れた日に登山に行くのが待ち遠しい方、増えてますよね。

どうやら今週あたりが梅雨明けの予報ですね。

今年はみなさまどこに行くご予定がおありでしょうか?

エントリーの方は誘われて日帰り白山からスタートする方がやはり多くいらっしゃいます。

20190722_155706 室堂まで来れば風がとても気持ち良く、非常に涼しいです。このポスターは弥陀ヶ原ですね。もう少し歩けば室堂に到着するところです。

近年始める方で多いのが、とりあえず登山靴だけちゃんとして、白山に挑もうというスタイルです。しかし登山で重要なのは登山靴だけではありません。

いかに快適に歩けるか、ということは、いかに余計なことに注意をとられないかにつながりますので、結果として安全登山につながります。せっかくの登山、思いっきり楽しむためには快適装備は第一条件なのです。

レインウェア、速乾シャツや登山用ザック、防風性と軽さを備えた登山用ズボンなど、登山を快適にしてくれるものは沢山あります。こだわれそうな装備はとことんこだわりましょう!快適さの追求は安全登山への第一歩ですよ〜。

最近トレッキングポールの良さを知ってくれている方が急速に増えている気がします。ご友人と一緒に行かれた際に一本借りて登ったらすごく楽になったということで、マイトレッキングポールをお求めにいらっしゃる方が多いです。

前回の登山での疑問、道具で解決できるかもしれませんよ!小さなことでもどんどんご相談にいらして下さい!

スタッフの経験とお客様からの体験談などを元にアドバイス、ご提案等させて頂きます!

2019年5月 9日 (木)

みなさん、こんにちは。

福井北四ツ居店です。

GW中の山登り、楽しまれましたか?

始めて登られた方も多いかと思いますが、

今回はハイキングに必要なアイテムをご紹介いたします。

まずはなんと言っても登山靴です。

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今回ご紹介するのはキャラバンのC1-02Sの65周年記念モデルです。

日本人に合わせた横幅で楽に足入れ出来るシューズとなっております。

あとはソックスも必ず必要。

ダーンタフのソックスは名前通りタフな作りとなっており、非常に丈夫です。

次にご紹介するのはザックです。

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オススメのザックは、カリマーのVTデイパック。

可愛らしいカラーと、日帰りハイキングにオススメの大きさです。

あとは熊さんに出会わない予防策として熊鈴は必需品です。

他にも虫よけスプレーや水筒などあると便利なグッズをご用意しております。

福井で登りやすい山をよく聞かれますが、最近スタッフが登った山でおすすめ

なのが、武衛山です。

標高も321mで1時間くらいで頂上に着ける山となっています。

詳しくは登山レポートをご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://www.kojitusanso.jp/tozan-report/detail/?fm=25077

2019年4月24日 (水)

みなさんこんにちわ

福井北四ツ居店です。

もうすぐ平成も終わり、新しく元号が変わりますね。

それで、この機会に「令和」元年に初日の出を見に行きませんか。

今回好日山荘では、初日の出を見に行けるおすすめスポットをご紹介したいと思います。

福井北四ツ居店ではこの山をお勧めいたします。

それがコチラ。

 

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南越前町にある杣山(そまやま)です。

コチラの山は標高が492mと登山初心者の方でも簡単に登れる山です。

山の麓には花はす公園が広がっているので、登った後もはすの花を楽しむことができる山です。

その他にも温泉もあるので家族みんなで楽しめる山となっています。

でも初日の出を見に行こうと思うと、それなりの準備が必要です。

具体的にどんなものが必要かあげてみました。

1.防寒具(フリース)

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早朝の登山はまだまだ気温が冷え込みます。

行動中も切れるようにダウンジャケットより薄めのフリースを選んだ方が良いでしょう。

2.ヘッドランプ

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薄暗い中での登山は危険です。

前方を明るく照らしてくれるヘッドランプは必ず必要になります。

なかでもおすすめはマイルストーンのMS-B6。

距離センサーモデルなので、手を使うことなく自動で明るさを調整してくれる優れものです。

3.水筒

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頂上につい初日の出を待つ間は、寒いし長いし意外にしんどいもの。

そんな時水筒があれば温かい飲み物を飲めて体を温めれます。

簡単に入れれるコーヒー、紅茶があれば待つ時間も楽しむことが出来ます。

おまけ

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こちらはルビテックのUSBフラッシュライトです。

ザックにつけておけば、仲間に自分の位置を知らせるのに良い道具です。

かわいいライトをつけて登山を楽しみましょう。

なお初日の出おすすめスポットは、全国の好日山荘でも公開しています。

ぜひ他店舗のブログもご覧ください。

みなさんの登山が楽しいものでありますように。

2019年1月11日 (金)

無雪期では、ミズバショウの群生や大滝など、自然の景観ゆたかな取立山ですが、冬でも地元の登山者に愛される山です。

雪が深く降り積もる低山で、東山いこいの森からスタートし、大滝コースと逆のルートでピストンするコース取りになります。

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ワカン、スノーシュー、12本爪アイゼンなどコンディションに応じた装備が必要になりますが、傾斜が比較的緩やかで、道具を試すのにも良い山です。厳冬の時期はワカン、スノーシューで遊ぶ人が県内外から数多く訪れます。

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http://www.kojitusanso.com/shop/g/g4515785402001_b109030/

P2280653 雪庇には注意しましょう。踏み抜くと滑り落ちてしまいます。

白山の展望も期待しつつ、雪を踏む感触を楽しんでみてはいかがでしょうか。

また、県外にも登りやすい冬山は数々あります。宜しければ他店舗のブログもご覧ください。

きっといい山が見つかりますよ。

https://www.kojitusanso.jp/tozan-report/detail/?fm=16253

https://www.kojitusanso.jp/tozan-report/detail/?fm=8762

2018年6月25日 (月)

Dsc_1664 シェアインフォメーションのお知らせです。

今週はレイヤリングについてです。29日18:00~。

スタッフからは重ね着おすすめアイテムのご紹介をさせて頂きます。

低山はどうしても蒸し暑くなるこの季節。みなさんはどのようなレイヤリングで山に出かけてますか?

みなさんのおすすめアイテム、おすすめレイヤリングもぜひお教えください!

2018年6月18日 (月)

Dsc_1662 毎週金曜日のシェアインフォメーションのお知らせです。今週は22日です。

クライミングセンターでの初心者講習に参加しますと、8の字結びを習うかと思います。

しかし人間すぐには覚えられないもので、反復練習していないと忘れてしまうもの。

この場でおさらいしてみませんか?出来るようになるまでスタッフがお供します!

2018年6月11日 (月)

Dsc_1661 これからなるべく毎週を予定している情報共有企画の二回目です。15日18:00~予定です。

今週はザックの背負い方を情報共有したいと思います。スタッフは、日頃の背負い方、フィッティングをお手伝いする時に見ているポイントをシェアします。

なんとなくザックを正しく背負えているのかわからない方、マイザックと共にご参加あれ。

また、ザックの楽チンな背負い方、パッキングに関して自信のある方もぜひご参加ください。

2018年6月 6日 (水)

6月から簡単な勉強会を開催することになりました。

初回は6/8の金曜、18:00~です。

Dsc_1660 シューズの日といたしまして、靴ひもの良さそうな結び方を探っていきたいと思います。

店舗スタッフももちろん参加しまして、普段やっている結び方をお教えします。

それを知りたいという方はもちろん、私はこうやっていて非常にいい感じなのでぜひ他の方に知ってもらいたい!という方の参加も大歓迎!

当店ではインフォメーション(情報)をシェア(共有)するということがメインになればと考えております。

スタッフもお客様も、情報を発信していける場として機能すればいいなと思っておりますので、お話を聞きたい人も、おしゃべりしたい人も、どんどんご参加ください!

もちろん飛び入りOKです!

2018年1月19日 (金)

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登山靴の中がびしょびしょに濡れてしまったということで漏水検査をお受けすることがたまにございます。

歩いている最中に靴の中がびしょびしょ…幸い筆者自身は経験がございませんが、非常に楽しくない思いになるのは想像に難くありません。

登山靴の中がびしょ濡れになる原因には大きく二つ考えられることがあります。

一つ目は、外からの漏水です。

二つ目は、中での結露です。

(多汗症のような身体的要因も考えられますが今回は靴が原因の場合を取り上げます。)

前者は、防水透湿フィルム(ゴアテックスなど)がブーティタイプでないシューズで渡渉した場合や、靴の防水透湿フィルムが破損している状態で外側から雨などにさらされた場合に起こります。

また、ソール張替経験のある靴でも起こりえます。ソール張替は、非常に強力な接着剤で付けられている元のソールを剥がしてから接着しますので、防水透湿フィルムがどうしてもダメージを受ける可能性があるわけです。

防水透湿フィルムが破れていれば、漏水検査時にはっきりフィルムの破れと結果が出ます。

そして後者ですが、こちらがなかなか予期しにくいもので、防水透湿フィルムの透湿性が低下している時に汗をかき続けた場合に起こりやすくなります。この場合にはフィルムの破れが原因ではありませんので、漏水検査に出しても白です。

防水透湿フィルムの透湿性の低下は、靴の表面や防水透湿フィルム自体が泥やほこりで汚れている状態などで起こります。防水透湿フィルムは、内部からの蒸れを逃がすため、外からの水は通さないが内からの水蒸気は通す大きさの超微細な孔があいています。しかし表面が塞がれていると、水蒸気は外に出ることができません。

もしくは靴の撥水性が低下している状態で、雨の中歩き続けた場合、表の革や生地が水分を含み、それが透湿機能を阻害している可能性があります。

透湿性が発揮されていない場合、かいた汗が蒸気となって靴内部の上方に向かっても、フィルムを透過できないのでそこに蓄積されていきます。そしてある程度大きな水滴になったところで、上から足に向かってジャバっとなるわけです。

足は体の他の部分よりも4~5倍ほど汗腺がありますので当然発汗量が多く、上記の現象が起こる可能性は十分にあるかと思います。

漏水検査で白だった場合に、かいた汗が原因として考えられますとご説明させていただくのは、この内容であることがほとんどです。

これでしたら、ひんやりした水でびしゃびしゃになってしまったことにも説明がつくのではないかと思います。

購入直後の登山靴に撥水スプレーが有効なのは、おいおい結露しないためです。

まとめますと、漏水は防水透湿フィルムの破れから起こる場合が多いです。

結露は、靴の汚れなどから起こることが多いです。

どちらかが原因で、靴の中がびしょびしょになることが多いというのが、筆者の見解です。

漏水検査で黒なら靴の新調、白なら念入りに再度メンテナンスして、それでもダメなら靴の新調という運びでしょうか。

非常に長くなってしまいましたが、この記事が原因のよく分からないびしょびしょ現象に悩んでいる方のヒントになればと思います。

結露に関する記事として、好日山荘ガイドコラムに、加藤ガイドの記事がありましたので掲載します。

靴のことまで言及している記事ではありませんが、参考になるかと思います。

http://guide-column.hatenablog.com/entry/post_365

最後に、グランジャーズのサイトにわかりやすいメンテナンスの動画がありましたので掲載させていただきます。

https://www.caravan-web.com/maintenance/shoe/

購入直後からメンテナンスを開始して、快適な登山ライフを!