今日は、夏のアルプスデビューに必要なヘルメットのお話です
登山にヘルメットが必要な理由
頭部を守る
①転倒したときの保護
②落下飛来物からの保護
自分由来でのケガだけでなく、自然と他の人由来も考えなくてはなりません。
落石や飛来物は気づいたときには当たってしまう速度です。
着用奨励山域とは?
北アルプス南部
槍・穂高連峰のうち、北穂高岳から涸沢岳・屏風岩、前穂高岳(北尾根から吊尾根)一帯、西穂高岳から奥穂高岳、北穂高岳から南岳(大キレット)、北鎌尾根・東鎌尾根の区域
北アルプス北部
不帰の嶮周辺、八峰キレット周辺
南アルプス
甲斐駒ケ岳、鋸岳
中央アルプス
宝剣岳
戸隠連峰
戸隠山、西岳
※これ以外も被らなくていいということではありません。特に事故が多い地域に条例がひかれています。
登山用ヘルメットの安全基準は、EN(CE)規格とUIAA規格の両方か片方。
※UIAA規格
(106規格)
UIAA(国際山岳連盟)による国際安全規格。
※EN(CE)規格
(EN12492規格=EN12492: 2012)CEN(欧州標準化委員会)が定める欧州の統一規格
山のスポーツには山独特の危険があり、山とクライミングの安全基準をクリアしたヘルメットが必要です。
選び方
①ひさしの短めのキャップやニット帽をかぶって試着(季節が境目は寒いのでニット帽使うかもしれません)
きついところがあったら✕
顎ひもより先に鉢周りを締めてポジションを決めましょう。フィット感がありずれないものを。浅く頭に乗ってるだけは危険です。
②軽いものを選ぶけれど、フィット感と装着しやすさは大丈夫?
鏡のない山で装着しやすさサイズの調整しやすさは、すごく大事!
③雨具やアウターのフードと併用できるか?
持っている雨具を行く前に予行練習でヘルメットのうえに被ってみます。
外側に被ると無理な場合は雨具のフードのうえにヘルメット被る方法で。
理想はヘルメットの上に被れて首が動かしやすいのがアルプスに行く最良なアウターです。
フリークライミング用途のヘルメットは軽さ重視で、
山の縦走やバリエーション、沢には耐性重視で選ぶとよいと思います。
ヘルメットの素材でカタログによくある言葉をちょっとメモ書きします。
①ABS樹脂
プラスチック
剛性や硬度○
紫外線で劣化
耐熱性が低め
耐薬品が低め
②PC樹脂ポリカーボネート
プラスチック
耐衝撃性○
ABSより高温+低温に強い
しかし高温に弱い
耐薬品が低め
軍用シールドとかにも使われている素材
③EPP 発泡ポリプロピレン
発泡プラスチックの一種
軽さ+緩衝に○
EPSより緩衝、耐熱、断熱に○
耐薬品○
④EPS ビーズ法ポリスチレンフォーム
ドイツ生まれの発泡プラスチック系断熱素材
軽量で対衝撃、主にライナーに使われている
好日山荘池袋西口店には現在主にこんなヘルメットがあります。
素材
ハーフドーム ABS+EPS ビジョン EPP、EPS、ABS
素材 ABS、EPP、EPS
素材 EPSコアとケブラー補強
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(2021年8月16日まで)
《お問合せ》
好日山荘 池袋西口店 〒171-0021
東京都豊島区西池袋3-27-12 池袋ウエストパークビル1.2F
Tel: (03)5958-4315
Open: 11:00~20:00
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