今季話題の冬靴が入荷しました!
スカルパ
マンタテックGTX M's/W's
“セミワンタッチクランポン対応ながら、冬季登山全般をカバーする保温材(インサレーション)入りウィンターブーツ。前コバを無くし、シャンクもしなやかなため抜群の歩行性能を誇ります。コストパフォーマンスに優れ、冬山初心者の最初に一足に最適です。ゆったりとしたラストが足先の冷たさを軽減し、快適な冬季登山を実現します。”
早速、同社の定番モデル「モンブランGTX」と比較してみましょう。
まずは足首の高さ
マンタテック(左)の方が若干低めですので、モンブランに比べればサポート力や保温力は若干劣りますが、冬期登山の入門用でしたらまず問題無いレベルでしょう。
どちらも足首の付け根に切れ込みがあり、足首を曲げやすいようになっています。
続いてつま先の反り
歩行性能重視って事でつま先の反りがきついのかと思っていましたが、モンブランとほぼ同じ反り具合。
ちなみにスポルティバ ネパールエボとの比較。
マンタテックの方が反ってます。
つま先が反っていたほうが歩きやすいのですが、アイゼンとの相性的にはあまり反ってない方がいいので(特にW'sサイズ)、一長一短といった所ですね。
そして肝心の足型
見た目が似ているので足型も同じと思われがちですが違います。
モンブランはミラージュと同じAGラストを採用。
幅広でストレートな足型です。
それに対しマンタテックはシャルモやクリスタロに採用されているFTラストを採用。
幅は広いんですが、ターンイン(親指側への反り)がかなりきついです。
なのでイメージ的にはモンブランの廉価版というより、クリスタロの冬靴版といった感じです。
ソールパターンも違います
モンブラン(右)が冬靴用のパターンなのに対し、マンタテック(左)は歩行性重視なのか、クリスタロやリベレ、シャルモ等の3シーズンモデルに採用されているソールパターンとなっております。
アウトソール、ミッドソール、コバはシャルモと同じなので、同じものを流用する事でコストを下げていると思われます。
個人的にナイスだなと思う作りはタンの部分
(モンブラン)
生地が折り重なる部分を革ではなく化学繊維にすることで、内部の甲側の凹凸を減らしています。
(ただし革の面積が減れば保温力は少し落ちます。)
モンブランと見比べるとすっきり具合が分かりやすいです。
そして気になる保温力
どちらも耐水スエード3mmのアッパーと保温材にゴアテックスインシュレーテッドを採用してますし、後述する動画でも「価格の安さからは想像できない暖かさに驚くことでしょう」と言われるくらいなので保温力はそれなりにあると思われます。
代理店のロストアロー様がYOUTUBEでマンタテックについて解説してますので、詳しく知りたい方はそちらもご覧ください!
百聞は一見にしかず、靴選びは実際に履いてみないとわかりません。
ご検討の方はぜひご相談ください!
(スノーシャワーを浴びつつ青空に向かって登るの図)
春日井店 サイド
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