間もなくゴールデンウィークですね。
ちょっとまた、状況が良くないですが計画は進んでいますか?
行くか行かないか、どこへ行くのか 日に日に変わる状況を見て
柔軟に判断して無理のない計画で楽しみたいものです。
さて、今回は5月におすすめな山と言う事で
『丹沢主脈縦走路』をご紹介。
この登山コースは焼山登山口から蛭ヶ岳、丹沢山へと繋いでいくラインですが
南から入山ですと帰りのバスの便がかなり少なくなります。
蛭ヶ岳山荘に泊まれば終バスを逃すことは無いでしょうが
日帰りで南から北へ抜けようとすると終バスに要注意です。
オススメは北から南。
朝の時間は限られてしまうのですが下山地点の帰りの足が確保しやすいです。
加えて、体調不良や時間オーバーでの計画変更もしやすいのが利点となります。
ですので焼山登山口バス停、平丸バス停、東野バス停in
蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳と繋いで大倉バス停や
ヤビツ峠バス停、蓑毛バス停、大山阿不利神社などへ抜けるのが良いと思います。
今回はスタッフOが何度も行っている焼山登山口バス停から蛭ヶ岳
塔ノ岳、大倉バス停の北から南への縦断コースをモデルコースとします。
◆丹沢主脈縦走路 登山難易度 中級(好日山荘山行レポート基準)
◆標準行動時間 11時間30分 (休憩別、1泊2日がオススメ)
◆歩行距離 約24km
◆三ヶ木バス停で乗り継ぎ(周辺にコンビニなどあり)
◆ルート上水場は二か所 黍殻の水場は夏以降は枯れるかも。不動峰の水場は期待できない
◆避難小屋 黍殻避難小屋 ここから焼山登山口まで3時間くらい
◆営業小屋 蛭ヶ岳山荘、みやま山荘、尊仏山荘、大倉尾根に多数(ただし週末のみ)
焼山登山口バス停は神社の前にあります。神社の裏手には公衆トイレもあり
ここでしっかりと準備を整えると良いでしょう。
住宅地を少し抜けるとすぐに林道となり、ゲートを過ぎると右手に登山道が伸びます。
植林の森を少し抜け尾根の背に乗る頃には
明るい雑木林となり新緑を楽しみ歩くことが出来るでしょう。
じわじわと登りが続くのでペースを上げ過ぎないように気を付けてください。
今は立ち入り禁止になった焼山の展望台を過ぎ、しばらく歩くと黍殻山分岐です。
巻き道だとピークは踏めませんが水場に寄り易いです。
水場は縦走路から少し下の沢の源頭にあります。
明るく広い草原の中にある黍殻避難小屋で休憩をしたら、明るく気持ちの良い道をさらに進みます。
タイミングが合えば山桜も楽しむことが出来ます。
黍殻避難小屋から姫次までは大きなアップダウンは無く快適な道になるでしょう。
姫次は東海道自然歩道最高地点で ベンチがあり休憩に適しています。
姫次から大きく下り原小屋平から蛭ヶ岳まで一気に登り返します。
蛭ヶ岳直下は階段が続き且つ急。最後の踏ん張りです。
踏ん張り切ったら展望良好の蛭ヶ岳山頂です。
蛭ヶ岳は広い山頂を持ちベンチもあり富士山の眺めも最高なスポットです。
蛭ヶ岳山荘
みやま山荘
ここから丹沢山までは1時間程度。
蛭ヶ岳山荘かみやま山荘か宿泊先に悩むところですが
どちらの小屋も居心地に良い小屋ですので 自身や仲間の体力
小屋の好みなどで決めると良いかと思います。
蛭ヶ岳から塔ノ岳までは開放感のある気持ちの良い道が続きます。
アップダウンがあり足にこたえる部分もありますが
山を楽しんでいれば心地よいものとなるでしょう。
塔ノ岳山頂 尊仏山荘
塔ノ岳でも眺望を楽しんだら最後の下山です。
大倉尾根をマイペースに この縦走を振り返りながら下山していくと良いです。
余力のある方は表尾根を縦走したり、鍋割山へ寄ってみるのも良いかも知れません。
春の縦走にいかがですか?
楽しい登山は しっかりと足に合った靴から。
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