まだまだ暑い日が続きますね。
今年は新型コロナウィルスの影響もあり、登山そのものを諦めたり、山小屋の利用を控えてる方も多いようです。
そこでこの状況下で営業をしている山小屋がどのような感染症対策をして登山客と山小屋で働く人たちの安全を確保しているのかを実際に泊まって体感してみました。
(とりあえず個人装備でマスク数枚と体温計、アルコール除菌液、携帯トイレを用意・持参しました)
硫黄岳直下にある硫黄岳。今回はこちらに1泊2食付で利用させてもらいました。
収容人数約200人のところ最大で60人に制限して営業されていました。
通常料金は¥10,000のところ、コロナ対策として¥1,000が加算されていましたが
それでもこの金額で営業されていることに感謝です。
山荘に入る際は持参したマスクを着用します。
現地で検温までは求められませんでしたが、自宅を出る際には各自で計って体調管理するのがマナーですね。
山荘入口の手洗い場にアルコール消毒液が置かれており自由に使えます。
しっかり手洗いしアルコールで除菌します。
食堂も対面式のところは真ん中にシールドがあり、飛沫を防ぐ工夫が。
食事後はスタッフがアルコールでテーブルを消毒するそうです。
今年はインナーシーツや、枕カバーの持参を呼びかける山小屋も多いですが、硫黄岳山荘では布団カバー、まくらカバー、シーツが用意されており、利用者が指定場所に持参することで、不要な接触を防ぎます。
私がトマトスープが食べれないと聞くと、さっと別料理を用意してくれました。
2日目は赤岳ピストンで昼前に硫黄岳山荘に戻る予定だったので不要な荷物をデポさせてもらいました。
昼食コーナーにもシールド設置。
ラーメンをいただきましたが細麺に具材たっぷり、塩昆布のトッピングもナイス!でした。
そうそう、山岳保険のJROに加入されている方は会員証をお忘れなく。
宿泊代が500円引きになりますよ!
久しぶりに泊まった山小屋。厳しい状況下でもなかなか快適に過ごせました。
9月以降に登山の計画をされている方の参考に少しでもなれば幸いです。