・
こんにちは、好日山荘 静岡パルコ店 谷川です。
ようやく夏の暑さが薄らいできましたねー!
肌寒い夜のキャンプの主役は、なんといっても焚き火!
・
今回は ”初めての方向けに” 焚き火のコツをご紹介したいと思います。
焚き火台を使用するソロキャンプを想定しています。
※今回は特に個人的な、主観的な記事になります。 ご了承ください。
・
・
①まずは、着火剤を用意します。
今回はコレを使用しました。
麻の火口(あさのほくち) ブッシュクラフト社 ¥150+税
麻の紐をほどいたものでも代用できます。 大変ですが。
・
半分くらいの量を、手でもしゃもしゃと広げます。
・
(コツ)着火剤はたっぷり用意しましょう!
途中で失敗してもやり直せるように、着火剤は5~6回分くらいあっても良いです。
慣れるとほぼ失敗しませんが、最初のうちはよく失敗します。
着火剤が切れると終わりです。 スタートできません。
・
まつぼっくりなどを現地で拾って使うのは、あまりおすすめしません。
湿気ていることがあるので、どちらかというと経験者向きです。
・
キャンプ場によっては着火剤がない、もしくは売店が閉まっていることも。
必ず、着火剤は事前に用意しておきましょう!
・
新聞紙を着火剤にする方法は火の粉が飛びやすいので、
化学繊維の服や芝生を燃やす可能性があります。
・
・
②たきつけを着火剤の上に乗せます。
(コツ)たきつけ、大事です!
たきつけは、あまり重要視されていないように感じますが、とても大事です。
たきつけとは、割り箸くらいの太さの乾いた木で、
着火剤からの火を薪にバトンタッチするものです。
・
着火剤は簡単に火が着きますが、そのまま太い薪を燃やすことはできません。
(コツ)徐々に火を大きくしていく必要があります。
着火剤→たきつけ→細い薪→太い薪 の順に火を移していきます。
・
(コツ)たきつけも、たっぷり用意しましょう。
林間キャンプ場では、細い枝を集めてきてもOKです。
でも湿っていると煙だけ出てあんまり燃えません。
ホームセンターに売っている場合があるので、見つけたら買うべし!です。
薪を細く切って、たきつけを作ってもOKです。
・
・
③たきつけの上に、細い薪を並べます。
着火剤→たきつけ は燃えるスピードがめちゃくちゃ早い! なので、
(コツ)細めの薪も最初からセットしておきます。
・
いろいろ作法がありますが、山のように並べるのが良いと思います。
つめつめに置くと空気の通りが悪くなるので、すき間を開けるようにします。
・
・
④着火剤に、点火!
写真ではすでに着火剤ほぼ燃えきっていますね。
とにかく、あっという間に燃えきってしまいますので
その間にたきつけに火がバトンタッチされないといけません。
ここで火が消えると、着火剤の量を増やして、最初からやり直しです。
・
・
⑤細い薪に火を移す。
無事たきつけに火が着き、細い薪を燃やしています。
これくらいのサイズの薪にちゃんと火が着けば、後はラクです。
・
ここまでくると一安心ですが、油断してはいけません。
あっという間に鎮火することもあり得ます。
・
・
⑥太い薪を投入!
細い薪の火力のあるうちに、太い薪を投入します。
ここまで、うちわ、火吹き棒は使用していません。
・
太い薪に火がつけば、あとは随時薪を追加していくだけでOKです。
ここまで焚き火が育てば、あとはラクです。
・
ゆったり焚き火を眺めながら、
ごはんを食べたり、お酒を飲んだりできます。
ゆっくり時間の流れる、至福の時です。。。
・
・
⑦寝る前に燃えきるように、薪の量を調整。
オレンジ色の光が熾き(おき)火です。
・
できるだけ燃やしきりたいので、
途中から薪の量を見ながら調整していきます。
・
残った火は①酸欠にして消す、②水をかけて消す
などの方法をとって完全に消してから就寝します。
水をかけてしまうと次に使いづらいので、
できたら酸欠の方法がおすすめです。
・
・
いかがでしたでしょうか。
次は皆さんの番です!
ぜひ、キャンプ場で焚き火を楽しんでください!
・
・
インスタグラム始めました
ツイッター始めました