昨年末の寒波からよく質問されるのが
「雪山に行くんだけどどういった
ウェアを着て行ったらいいの?」
ということで、雪山登山のウェアレイヤリングを
肌に近いところから順を追って説明していきます!
上下とも考え方は一緒です。
☆全部着たイメージ☆
↓↓↓
※体感温度は人によって大きく異なります。
また、体調や天候によっても異なります。
一例として参考にして下さい。
①ドライレイヤー
気温の低い雪山ですが行動すると汗をかきます。
肌面が濡れていると冷気を肌に伝えやすくなるため
肌面をドライに保つことが大切です。
特に気温の低い時に使うように設計された
finetrackのドライレイヤーウォームや
嵩が高いためデッドエアが生まれる
ミレーのドライナミックメッシュがオススメです。
<上>
finetrack
「ドライレイヤーウォーム ロングスリーブ」
<下>
finetrack
「ドライレイヤーウォーム タイツ」
②ベースレイヤー
汗を良く吸い保温に優れる
メリノウール素材がオススメ。
メリノウールは湿度調整もうまいので
熱くなりすぎるオーバーヒートもしずらいです。
<上>
アイスブレーカー
「M 260 ZONE LS HALF ZIP」
<下>
アイスブレーカー
「M 260 TECH LEGGINGS W FLY」
③ミッドレイヤー=行動保温着
フリースやダウン、化繊インサレーションなど
様々な種類があるので難しいところ。
ダウンであれば撥水ダウンを
使用しているものにしましょう。
フルジップであれば着脱しやすく
開ければベンチレーションにもなるので
オススメです。
今回は「ザ・行動保温着」な
フリースをあわせました。
<上>
THE NORTH FACE
「Mountain Versa Micro Jacket」
④アウターシェル
ハードシェルやソフトシェル、レインウェアなどが
アウターシェルです。
冷たい外気や雨・雪・風から身体を守り
内側に着たウェアの機能を発揮させる、まさに殻。
2000m未満の滑落の危険が無い山では
ソフトシェルやレインウェアでもいいのですが
本格的な雪山登山ではやはりハードシェルの機能は
安心安全です。
<上>
THE NORTH FACE
「All Mountain Jacket」
<下>
THE NORTH FACE
「Mountain Pant」
⑤ビレイジャケット
運動しない時や低運動時、
どうしても寒さがつらい時やもしものビバーク時に
アウターシェルの上から着るインサレーション。
一般的な雪山登山では必ずしも使うわけでは
ありませんがあると頼もしいです。
アイスクライミングやロープを使う登山での
ビレイ時には必須です。
<上>
MOUNTAIN HARD WEAR
「Phantom Parka」
・・・
・・
・
今回下半身はミッドレイヤーを使いませんでしたが、
ミッドレイヤーを履くのであればベースレイヤーは
使わない方がオーバーヒートしません。
もう少し突っ込んだ詳しい話は
店頭にてスタッフにお聞きくださいませ!
実際に試着されるとよりイメージも
沸いてくると思います♫
自分のベストレイヤリングを見つけて
雪山登山を楽しんでくださいませ!
STAFF:細内
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好日山荘 玉川ガーデンアイランド店
営業時間:10:00~20:00
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