2020年5月

2020年5月30日 (土)

軽量でフィット感抜群の「パラゴン」が新しい今季モデルチェンジ

当店には「パラゴン48」と「パラゴン58」が入荷しました

・PARAGON(パラゴン)48 ¥30,000+tax

グレゴリー/パラゴン48

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・PARAGON(パラゴン)58 ¥32,000+tax

グレゴリー/パラゴン58

Dsc_00141_2

従来のモデルよりもしっかりした印象です

「ズール」「ジェイド」シリーズに採用されている「フリーフロートサスペンション」により、

動いた時の背面の当たりの良さがバツグンに向上しております

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2020年5月29日 (金)

緊急事態宣言は解除されましたがなかなかすぐに遠出はできず、しばらくは県内での登山になりそうですね。各地の山小屋の営業情報も更新されてきているのでチェックしておきましょう。

                                                                      

Tips#4 「縦走時の臭い対策」

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縦走登山など何日間も山の中を歩く縦走時に気になるのはやっぱり汗臭さでしょうか?(笑)ウェアって結構重さがあるので着替えを多く持つとパッキング重量が増えて歩くのが大変になってしまいます。周回ルートの場合は車でアクセスするのでほとんど着替えは持ち歩きませんが、縦走ルート(登山口と下山口が違う)場合は個人的にTシャツ、アンダー、ボトムス、靴下をそれぞれ1着ずつ持つのみ。Tシャツは山行中に着替える可能性がありますが、ほとんど山行中に着替えません。

                                                                      

Tシャツ、アンダーはメリノウール

ご存知の方も多いと思いますがメリノウールの

メリットは「吸湿性、温度調節機能、抗菌防臭、UV」などがあること。

デメリットはポリエステルなど「化繊に比べると耐久性、速乾性が低い」こと。

こう言ったメリット、デメリットはありますが昨今はメリノウールに化繊を混紡してデメリットを強化しているものが多くなってきました。最近のアイスブレーカーのメリノウールTシャツの薄手はCoreSpunというメリノウールをナイロン芯に巻き付けた糸で編んでいるのでメリノウール100%よりも耐久性と速乾性に優れます。

                                                                      

◾️IceBreaker / TECH LITE SS POCKET CREW ¥8800+tax

アイスブレーカー / テックライトショートスリーブポケットクルー

素材:150g/m2 JerseyCorespun(メリノウール87%、ナイロン13%)

weight:142g

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175cm/62kg XS着用

個人的に色違いで揃えるほどお気に入り。肌に触れるところはメリノウールなのでウールの良さをしっかり感じられて肌触り最高です。

                                                                      

◾️IceBreaker / SPHERE SS CREW ¥7800+tax

アイスブレーカー / スフィアショートスリーブクルー

素材:130g/m2 JerseyCorespun(メリノウール52%、テンセル35%、ナイロン13%)

weight:142g

Img_6824

175cm / 62kg XS着用

(着れなくはないですが、ジャストサイズはSかなぁという印象。店頭にSサイズ在庫がないのでSサイズ着用写真掲載できなく申し訳ありません。)

発汗量の多い方や蒸し暑い季節にはこちらがおすすめ。木材パルプから精製されたテンセルを混紡し高い吸水性と速乾性を実現したCOOL-LITE素材。上記テックライトショートスリーブポケットクルーより少しタイト目のフィット感。

                                                                      

化繊ウェアで防臭加工してあるものもありますが、日帰りは良いんですが、加工だと限界があるのかさすがに何日間も着ると結構臭います。やっぱり天然繊維の機能には敵いません。

また、雨などでレインウェアを着重ねたときに化繊と違って吸湿性があるので蒸れを軽減できます(レインウェアはウェア内が蒸れることで透湿します)。温度変化の激しい標高の高い山でも暑くなり過ぎたり、寒くなったりというのが少ないのがとても良いです。

汗冷えもかなり抑えられるので個人的にはファイントラックのドライレイヤーなどのメッシュアンダーは着用しません。メリノウールを直接着ると肌触りや着心地が最高で病みつきになります。もちろん日帰り登山だから、泊まりの泊だからってベースレイヤーを変えることはありません。気温や行動量によって変えます。でもアイスブレーカーのメリノウールってかなり快適なので普段というか仕事でも毎日のように着てヘビーローテションしています。

                                                                      

▼WebShop▼

アイスブレーカー / テックライトSSポケットクルー

アイスブレーカー / スフィアSSクルー

                                                                      

除菌スプレーをシュシュッと

◾️A2Care 100ml ¥750+tax

エーツーケア

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除菌消臭剤。登山靴の内側、ザックのショルダー・背面パッドやウェアなど生地が少し湿るくらい吹きかけ、少し時間を置くと臭いが消えます。100mlでは多いという方は別容器に入れ替えてもうちょっとコンパクトにしても良いですね。よくやっていたのは縦走後の温泉で入浴する前にザックやウェアにスプレーして、それから温泉に入る。そして出てくる頃に乾くといった感じ。

withコロナでアルコールジェル等による手指の消毒は登山者も必須と言えます。大阪大学研究グループによるとA2Careはコロナウィルスに効果あると証明されているので消毒、臭い対策どちらにも有効です。これからは山小屋でも消毒液を用意しているところも増えると思いますが、登山者自身も消毒液を持参して協力していきたいですね。

アルコール成分の入ったスプレーは素材を傷める可能性が高いため、くれぐれも登山靴やザックの消臭・消毒をしないようにご注意ください。

▼WebShop▼

A2Care / 100mlスプレータイプ

                                                                      


臭い対策は山小屋泊や避難小屋泊、テント泊など宿泊を伴う登山に限らず、日帰り登山でも下山後に温泉に入れない場合でも有効です。

                                                                      

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Bnr_fb_yokohama

2020年5月27日 (水)

5月もそろそろ終わりですね、

ここ横浜では気温もだんだんと高くなり、半そでで過ごす事が多くなってきました。

6月に入ればやってくるものといえば、そう”梅雨の時期”ですね

雨の日が多くなり、山でも街でも防水対策がより一層大事になってきます。

近年はゲリラ豪雨といった急な雨が降る事も珍しくなくなりました。

そんな雨対策にもってこいなものが実は身の回りにもあったりします。

それは”フリーザーバック”です。

フリーザーバックといえば、食品の保存や調理、小物の収納など幅広く活躍してくれる優れもの。

最近では100均やスーパーなど様々な場所で販売されていますが、

実は登山シーンでも大変活躍してくれます。

20200526_162803

オススメな使い方は行動食のパッキング

最近はジップ付きのお菓子が増えてきましたが、全部がそうではありません

なのでこんな感じにジップロックに保管できます!

今回はじゃがりこを入れてみました

ですが、市販の物は大きさがまちまち

小さいのはいいのですが、大きいサイズが少ないのが現状です。

今回はそんなフリーザーバックを登山向けに進化させた商品をいくつかご紹介!

1、ケンコー社 a LOK SAK スマートフォン・ラージワイド

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¥850+tax

a LOK SAK スマートフォン・スモール

(webshopにあったのは小さい方です、すみません)

a LOK SAKシリーズは種類も大きさも様々、その中でおすすめなのがこのモデル。

大きめサイズのスマートフォンも収納可能!(写真ではギャラクシーS10ですがS10+も入ります)

タッチ操作にも対応しているので、入れながらの操作もできます。

簡易的な財布代わりにもいいですね!

20200519_130838

ほらこの通り!カバーをしていても入りました。

ダイバーの方が使ってもいいように60m/200フィートまで対応したIPX8規格

-40℃まで硬化もしないので雪山でも安心ですね

2、ハイマウント 防水ポーチ Water Proof Pouch

20200526_142943

¥650+tax

ハイマウント 防水ポーチ Water Proof Pouch

20200526_141339

地図入れに最適なタイプ。

紐が付いているので首や肩にかけたりすることも出来ます。

20200526_141406

特殊な折り方とマジックテープで防水性もバッチリ!

大きさも27cm×34.5cmとカメラや財布、衣服類まで入る大きさで

使い道も様々です

3、JTB 衣類の圧縮袋

20200218_112058

Sサイズ (45cm×30cm) 2枚入り ¥650+tax 

Mサイズ (50cm×32cm) 1枚入り ¥400+tax

Lサイズ (50cm×42cm) 1枚入り ¥500+tax 

XLサイズ (70cm×50cm) 1枚入り ¥800+tax

衣類の圧縮袋 S

衣類の圧縮袋 M

衣類の圧縮袋 L

衣類の圧縮袋 XL

旅行に出掛けられる方が使用するイメージがある圧縮袋ですが登山でも大活躍!

ジップロックの袋に入れ、空気を抜くことで衣服類を小さく収納することが出来る本製品は、

場所を取りがちな衣服類をコンパクトに収納!

そしてもちろん防水性能もあるので、雨が降っても大丈夫です!

大きさがたくさんあるのもポイントで

Sサイズは下着類やシャツが2,3枚ほど入る大きさ

Mサイズはフリース、セーター類が1,2枚入る大きさ

Lサイズはジャケットやフリース類を2,3枚入れてもOK!

XLに関してはダウンジャケットをも入れられる大きさに仕上がっています!

20200218_112242

中でもオススメなのがSサイズ!

1,2泊の縦走時の着替えがちょうど入る大きさでかつ2枚入りなのが◎

いかがでしたでしょうか?

雨の日は気が滅入りがちですが、雨の日こそまた違った景色が見れることもありますので

この時期をポジティブに考え、楽しみましょう!

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Bnr_fb_yokohama

2020年5月23日 (土)

皆さんは登山やランニングなどの運動時に財布ってどうされていますか?

最近は電子マネーやバーコード決済、クレジットカードなどが普及しているので、

運動時はキャッシュレスなんて方もいらっしゃると思います。

登山では多くの山小屋が通信環境や電気の関係上、クレジットカードなどをご利用頂けない場合が多く、

最近になってごく一部の山小屋で使えるようになってきたのが現状です。

山小屋を利用する予定がなくとも、急な天候変化などで小屋に一泊するなんてことも考えられます。

なのでまだまだ現金が手放せないという実情があります。

かといって普段お使いの財布を持ち歩くには、長財布などでは嵩張ってしまうものです。

そこで、それ専用の財布を用意すればいいという事なんです。

どんな財布にするか、これによってさまざまな選択肢が出てきます。

つまり、”何を財布の中に入れるのか”ということです。

小銭、お札、身分証明書、ETCカードやクレジットカードに登山保険証などなど・・・

私のこだわりとして、”カードもお札も小銭も全部入れられる小さい財布”

というなんとも欲張りな希望があります。

そんな欲張りな要望全てを満たしたおすすめの財布がコチラ!

20200519_130241

Marmot マーモット ライトウォレット /  ¥3000+tax

https://www.kojitusanso.com/shop/g/g4548303143575

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カードポケットは2つ、お札は広げたまま入れる事ができます。

小銭入れにはマジックテープが施され、落ちる心配はありません!

驚くのがその重量、ポリエステル100%のこちらはなんと驚異の約20g!

大きさといい重さといい、ザックの中でかさばったりせずに済みますね!

カラーバリエーションはうれしい4カラー!

ネイビー、レッド、ブラック、カーキの中からお好きなものをお選びください!

好日山荘WebShopではその他の財布も多数ご用意しております!

ぜひご覧ください!

https://www.kojitusanso.com/shop/

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Bnr_fb_yokohama

2020年5月22日 (金)

縦走登山を楽しむためのノウハウ的なことを

【Tips#1 スリーピングシステムの基本】 

【Tips#2 シュラフカバーは必須】 とお送りしてきましたが

Tips#3 は「ザックの防水対策」

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写真 2017年9月 裏銀座から黒部源流へ 台風並みの悪天候で登山道が川のようになってました(汗)

山小屋泊や避難小屋泊、テント泊縦走など宿泊を伴う登山では雨を避けられないこともあるので特にザックの防水対策をしっかりさせておきたいところ。

                                                                      

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最近のザックの多くはザックカバー(パックカバー)が付属していて小雨程度であれば凌げますが、バックパック・ザックカバーともに完全防水ではないので長い雨に打たれるとザックの中身は濡れてしまいます(一部、防水仕様のバックパックは存在します)。着替えや防寒着、寝袋など濡れて困るものはしっかり防水の袋に入れておくのがおすすめです。

                                                                      

濡れて困るものだけ「ドライサック」に入れる

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荷物の小分けに便利な薄手のナイロン生地で出来たドライサック。縫い目はシームテープ処理され、入口を3回以上巻くことで防水性が高まります。※似た商品で巾着仕様の「スタッフサック・スタッフバッグ」は完全防水ではありません。

EXPED / Fold Drybag UL S(5L) ¥1900+tax

EXPED / Fold Drybag UL M(8L) ¥2000+tax

着替えや小物の防水対策に便利です。3シーズン用シュラフ(ダウン量300g前後)は4~5Lのものに入ります。

                                                                      

パックライナーを使う

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バックパックの中にパックライナー(インナーバッグ)を入れて防水する。ドライサックの大型タイプ。また、薄手のナイロン生地だけでなく、しっかりした生地で防水透湿性素材を使ったものもあります。ザックの容量に合わせて選びましょう。ザック内の全てのものを入れるのではなく、レインウェアなどすぐに取り出したいものはパックライナーには入れず、すぐ取り出しやすいところへパッキングしましょう。

                                                                      

下記のものはレインウェアのようにしっかり防水生地が入っています。表生地がしっかりしていて耐久性があるので少々重量はありますがその分防水性に優れていてオススメです。

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イスカ / ウェザーテックインナーバッグ 30L ¥2900+tax

イスカ / ウェザーテックインナーバッグ 45L ¥3300+tax

イスカ / ウェザーテックインナーバッグ 60L ¥3700+tax

                                                                      

そうは言ってもザックカバーは必要です

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雨に降られればパックライナーに入れたものは濡れない可能性は高いですが、ザックの生地には雨が沁み込みます。ザックカバーはザックの生地に水分が染み込むのを軽減します。ザックに水が染み込むとウェアのように水分を絞るのはなかなか厳しいです。カバーをしていないで雨の中歩いて山小屋に着いたはいいけど、ザックから水が滴り落ちて”小屋内に持ち込みにくい”なんてことになります。軽量タイプが収納サイズが小さくオススメです。

berghaus / LIGHT WEIGHT RUCSAC COVER FOR 30L-45L ¥3000+tax

                                                                      

個人的な防水対策

これはあくまで参考にですが。日帰り登山で雨が降りそうな時に山に行くことは少ないですが、そうでなくても濡れて困る小物系とファーストエイド系はドライサックに入れています。これは泊まり山行の場合も同様です。私は宿泊を伴う山行は基本的にテント泊です。念には念をってことで上記のものを併用しています。ザックにパックライナーを入れて、さらに濡れて困るものはスタッフバックもしくはドライサックに入れます。

                                                                      

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左:2人用テント 中:ドライサック8L 右:テント付属の収納袋(水色)

テントは雨だけでなく結露で濡れることが多いので付属の収納袋ではなくドライサックに入れます。2人用テントだと8~10Lのドライサックでグラウンドシートも一緒に収納可能です。ドライサックのサイズが小さ過ぎると収納するのが大変になるので少し余裕を持たせておくと楽です。他のものもそうですが付属の収納袋はパッキングしにくいのでスタッフバッグやドライサックに入れるのがおすすめです。

                                                                      

普段の生活でもザックの防水対策は梅雨時や台風時の通勤なんかにも役立ちますね♪パッキングについてはまた後日ブログにします!(ちょっと大変そうですが頑張って書きます)

                                                                      

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Bnr_fb_yokohama

2020年5月21日 (木)

まだまだ自粛モードが続く今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

外に出る機会が減ったので、健康維持のためにウォーキングをされている方、始められた方も

多いのではないでしょうか?

普段見慣れた風景のなかにも、実は皆さんが知らない世界が溢れています。

今回はそんな日常の風景の”小さな広い世界”の一部をご紹介!

皆さんは”ルーペ”って使った事はありますか?

「小学校の理科の授業以来触った事が無い」なんて方が多いのではないでしょうか?

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今回は今が見ごろのツツジの花を観察してみましょう!

20200519_124643

こちらをルーペを通して見てみると・・・

20200519_124707

花びらについた水滴がまるでレインウェアの撥水効果のように弾いているのが分かりますね。

写真では分かり難いですが、花びら一つ一つにも細かい葉脈が走っているのも分かります。

とてもきれいですね!

今度は足元も覗いてみましょう!

 

20200519_124758_2

いままでただの雑草だと思ってみていたものが、小さな森のように見えます!

イッツ ア スモール ワールド!

登山中の何気ない風景も実は細かく見てみると、知らない世界が広がっていているものです。

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北アルプスに自生するコマクサや・・・

Dscn3305

チシマギキョウも可愛らしく咲いていたりします。

次回の登山では、一度足を止めてじっくり観察してみてはいかがでしょうか?

今回使ったルーペは好日山荘WebShopでも販売していますので、気になる方は買ってみてもいいかも

重量もたったの27gでコンパクトですから荷物になりません。

https://www.kojitusanso.com/shop/g/g4560264112209?utm_source=staff&utm_medium=referral&utm_campaign=1864

いかがでしたでしょうか?

遠出が出来ないこの期間を利用して、身近な知らない世界をのぞいてみましょう!

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Bnr_fb_yokohama

2020年5月19日 (火)

関東でも雨の日が多くなる季節となってきました。

雨が降っているとなんだか家でじっくりしていたい気持ちになるので

外出できなくとも諦めがつく方も多いのではないでしょうか?

20200516_185412

登山においても雨の状況というのはできれば避けたいもの

ですが、山と雨の関係というのは切っても切り離せない関係です。

たとえ出発前の登山口で晴れていようとも、

いざ登山を開始すると雨が降り出したなんてこともしばしば。

今回はそんな”山と雨の関係”について深堀してみましょう。

山で雨が降りやすいのはナゼ?

そもそもなぜ山では雨が降りやすいのでしょうか?

まず大前提として、雨が降るためには雲ができる必要があります。

雲は湿った空気が冷やされることで生まれます。

暖かい空気は多くの水蒸気を含むことができ、逆に冷たい空気は水蒸気を多く含むことができません。

みなさんも冬の寒い時期に息を吐くと、白くなって目に見えた経験があると思います。

これも雲の一種だと考えて下さい。

ではどうやって冷やすのか、答えは標高をあげてやればいいのです

標高が100mあがると約0.6℃気温が下がると言われています。

この湿った空気を、気圧や地熱などで生まれた上昇気流、風などの力で

高い所に持ち上げてあげると雲が出来上がるのです。

持ち上げられた水滴が段々と貯まり、合体を繰り返すうちに宙に浮いていられなくなり、落ちる

これが雨が降るメカニズムです。

風の力で斜面を湿った空気が駆け上がったり、山間部と平地との寒暖差で生まれた上昇気流があるから

山では雨が降りやすいのですね。

山で午後になると天気が崩れやすいのは、午前中より気温が高くなり、

このメカニズムで雲が生まれやすくなるからなのです。

山での雨対策グッズ

山で雨が降りやすいことは分かりました。

ではどのように雨と向き合えばいいのでしょうか?

雨が降りそう、あるいは降っている場合は事前の備えと計画を見直せばいいのです。

雨対策といえば、必ず出てくるのがレインウェアです。

山では上からだけでなく、下からも風の吹き上げで雨がやってきます。

防風防寒対策も兼ね備えたレインウェアは晴れていても必ず持ちましょう。

20200420_1338361

ミレー ティフォン50000 ストレッチジャケット

¥26,000+tax

https://www.kojitusanso.com/shop/g/g3515729835958

体が濡れなくとも、荷物が濡れてしまってはいけません。

バックを濡らさないためのバックカバーや万が一濡れても大丈夫な防水スタッフバックなどで

着替えや電子機器類などの濡らしたくないものを保護しましょう。

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キャラバン ネオシェルSILICコーデュラドライサック 10L /  ¥2,300+tax

https://www.kojitusanso.com/shop/g/g4535436050689

EXPED Fold Drybag UL Lサイズ /  ¥2,400+tax

https://www.kojitusanso.com/shop/g/g4518756893952

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ISUKA イスカ デイバックカバー / ¥2,600+tax 

https://www.kojitusanso.com/shop/g/g4988998261725

山での行動を見直す

装備が揃えば問題なし、という訳にはいきません。

山で雨に遭遇した際のリスクなども考えなければなりません。

雨が降れば・・・

・濡れて滑りやすくなる

・コースタイムが遅れる可能性がある

・川が増水して沢沿いのルートや渡る際のルートが使えない可能性がある

・鉄砲水などが起きる可能性がある

・雷雨や豪雨に会う可能性がある

・視界不良で遭難する可能性がある

などといったリスクを考える必要があります。

もし降りそうな状況であれば、エスケープルートの設置やコースを変えるといった計画変更も必要になります。

現場でなった際は引き返す勇気も必要になるかもしれません。

では、雨が降った、降りそうな場合は山に行くべきではないのでしょうか?

たしかに、雨が降るという状況はリスクが高まることを意味します。

ですが、雨の山だからこその景色があるのも事実です。

奥秩父のブナ林を霧雨の中歩いたり、屋久島の苔むす森を雨の中歩く感覚は、

まるで山という一つの生き物が活動しているような錯覚も感じたことがあります。

また、槍ヶ岳の穂先の上でたまにやってくる一瞬の晴れ間を、そこにいる全員で喜び合うのも素敵です。

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雨が続く毎日を憂鬱に過ごすのではなく、前向きに見てみてはいかがでしょうか?

もし足りないものがありましたら、ぜひ好日山荘のWebShopもご覧ください!

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2020年5月16日 (土)

先日はTips#1と題して「スリーピングシステムの基本」をお届けしました。シュラフの防水対策についてです。

Tips#2 「テント泊縦走にシュラフカバーは必須」

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テント泊縦走では防水対策が重要になってきます。特にダウンシュラフは濡れてしまうと山中で乾かすのはほぼ不可能です。1泊だと2日目は下山する形になるのでシュラフカバーはなくても問題はないでしょう。しかし、2泊以上する場合はシュラフカバーは必須だと思っています。大雨になればテント内に浸水する可能性もあります。また気温が下がってきた場合に保温性をアップさせることにも役立ちます。そこでおすすめなのが以下の商品です。
                                                                      

エマージェンシーキットで有名なSOLのEscape Bivvy

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エスケープヴィヴィ

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weight:241g
                                                                      

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防水透湿性素材を使いながらもゴアテックスなどのシュラフカバーと違って、内側に熱反射素材のアルミが蒸着加工されているので "保温性アップ" が期待できます。3シーズン用シュラフとエスケープヴィヴィで幅広いシーズン、山域に対応できます。エスケープヴィヴィを使っていると、夏前、秋など最低気温が下がってくるときもダウンパンツ持ってきたけど履かなくても大丈夫だったことが結構あります。
                                                                      
シングルウォールテントは結露しやすいですが、ダブルウォールのテントでも結露しないわけではないので、真夏はテント壁面に接しやすいシュラフの足元だけカバーしたり、夏前や秋はシュラフ全体にカバーして保温性アップと防水対策目的で使います。
                                                                      

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サイドジッパーの長さは60cm。
生地の耐久性は3レイヤーのゴアテックスシュラフカバーなどよりは落ちます(特に内側)。上記でも書いたように ”保温性を上げられる” 、そして他のシュラフカバー(多くは350400g)より ”軽量” というのがメリットです。
                                                                      
個人的には1年の中でも12日〜45日くらいのテント泊が多いので必ずと言っていいほどテント泊時にはザックの中に入っています。これも過去の45日のテント泊縦走で雨に打たれて歩いた日もありますし、悪天候により停滞を余儀なくされた経験から得た答えです。何日間もの縦走に挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。
                                                                                                                                  

耐久性と透湿性を重視する場合はやっぱりゴアテックス

■イスカ / ゴアテックスシュラフカバーウルトラライト レギュラー ¥19500+税

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weight:約380g

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特に3レイヤー生地は耐久性に優れるのでおすすめです。足元や横の縫い目はしっかりシーム処理されているので防水性も優れます。価格は少ししますが、透湿性にも優れシュラフカバー内での結露も少ないので迷ったらこれがおすすめです。

                                                                     
一部、ナンガのオーロラライトなど表地に防水透湿性生地を使っている商品もあります。この辺りだとシュラフカバーはなくても良さそうです。
                                                                      
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2020年5月12日 (火)

仮に緊急事態宣言が解除されて登山が再開可能になった場合、今までの登山装備と持つものに変化が出てきそうです。特に山小屋泊の山行では人数制限もありそうですし、布団の共有は難しくなると思われます。山小屋泊の登山でもシュラフ、マットが必須になる可能性があります。
詳しくはこちらをチェック→山岳医療救助情報
テント泊まではしないという人も寝袋やマットの知識は増やしておいた方が良さそうです。StayHomeな時間を利用してウェアやギアの見直し・検討をして、いつでも楽しめるよう準備しておきましょう♪ということで、縦走登山など宿泊を伴う山行が楽しめるのはいつになるかわかりませんが、縦走登山を楽しむためのおすすめ商品や大事な点をTipsとして何回かに分けて紹介します。
                                                                      

Tips#1「スリーピングシステムの基本」

テント泊や避難小屋泊など登山時、「寝袋やマット」を使って就寝するときに暖かく快適に寝るためのTips。歩くためのレイヤリングと寝るためのレイヤリングはもちろん違います。就寝時は自分の体温をいかに寝袋に伝えられるかで保温性は変わるので、着込み過ぎると逆効果なのです。そしてマットは特に大切で、地面からの冷えを遮るために必要です。
 
山での快適な眠りは
・体温を寝袋に伝えること
・地面の凹凸を無くし、地面からの冷気を断熱すること
が大切です。
 
就寝時は以下のような組み合わせが基本です。

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写真右から

①アンダーウェア(ベースレイヤー)、靴下(写真に入れるの忘れました)
②必要に応じて防寒着 フリース、ダウンジャケット、ダウンパンツなど
③スリーピングバッグ(寝袋・シュラフ)
④スリーピングパッド(シュラフマット)
写真にはありませんが2泊以上する場合は「シュラフカバー」があると良いです。
                                                                      

③スリーピングバッグは寝具の掛布団の役割

スリーピングバッグの選び方は 「シュラフを選ぼう」 を参考にしていただくとわかりやすいと思います。登山では中綿素材がダウンでマミー型のものが軽量・コンパクトでよく使われます。どの山域でどの季節に歩きたいかで選ぶものは変わりますが、3シーズンで色々な山域で使いたいならダウン量280~400g辺りがおすすめです。商品によっては身長約160cmまでの方向けのショートサイズが存在します。
                                                                      

④スリーピングパッドは寝具の敷布団の役割

地面の凹凸を減らすクッション、地面からの冷気を断熱します。マットには色々な種類がありますが「フォーム材入りの自動膨張式」や「エアーマット」が厚みがあって寝心地が良く、コンパクトにザックに収納できるのでおすすめです。メーカーによってはR値(R-Value)という断熱力の表示があり数値が高いほど断熱性に優れ、R値=2以上あると3シーズンで使いやすいです。
                                                                      
そしてマットには長さが色々あるのが悩ましいところ。

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軽量化重視であればSサイズなど約120cmのもので肩から膝辺りまでをカバーできるので、足元はザック背面を利用すると良いです(写真右)。寝心地を重視する方や足元の冷えを感じやすい方は身長分の長さがあると良いです(写真左)。

                                                                      

注意点

①寒いからと言ってレインウェアを着て寝袋に入らないこと
レインウェアを着て寝袋に入ってしまうと体温が寝袋のダウンに伝わらず暖まらないのでかなり寒く感じます。寝袋やダウンジャケットが温かく感じるのはダウンの羽が空気層を作って外気を断熱して自分の体温を保温してくれるからです。暖かさの違いはありますがフリースも同様で、起毛している部分で保温しています。寒くてレインウェアを使う場合はシュラフカバーのようにシュラフの上に掛けましょう。
                                                                      
②シュラフを濡らさないこと
ダウンは濡れてしまうとあのふんわりとした感じがなくなり保温性が落ちます。行動中の雨によるザックへの浸水やテントの結露などから守るため防水対策をしましょう。
                                                                                                                                                  

次回はシュラフの防水対策に触れていこうと思います。

                                                                         

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2020年5月10日 (日)

突然ですが、皆さんは普段ご自宅で過ごされている時や山へ出かけられる際に

どんな素材の服を着て行かれますか?

 

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ポリエステルやナイロンなどといった化学繊維でできたものや

シルクや竹、ウールなどの天然繊維のものまで

様々な種類のものがありますよね。

これらの化学繊維や天然繊維のウェアはそれぞれに良い特性があり、

どのように着分ければいいのか、悩みどころです。

今回はウェアの素材として人気のポリエステルとウールという2素材に注目して

その違いやコツを勉強しましょう。

まずは我々の一番よく目にする化学繊維の代表例、ポリエステル生地のものを見てみましょう。

ポリエステル

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いわゆる化繊生地の製品の特長として・・・

・乾きやすい

・比較的リーズナブル

・型崩れやシワが起きにくい

といった点が挙げられます。その一方で、

・臭いやすい

・吸湿性が低い

という面も挙げられますが、そもそも良く聞くこの”吸湿性が低いとはどういうことでしょうか?

簡単に説明するなら文字通り、”湿気を吸う力が低い”ということ。

つまり”水蒸気として体外に出た汗を吸い取る力が低い”という事が言えます。

またメリットの項で上げた”乾きやすい”という点も、

無風で高湿な状況だと乾くスピードが遅くなってしまいます。

つまり、ジャケットなどを上から羽織るようなレイヤリングの状況下だと乾きが遅いのです。

ではどのような状況で着ると良いのか。

それは”汗を大量にかく状況”です。

夏場の大量に汗を掻くシーズンやスポーツウェアなどに多く取り入れられている理由がこれです。

登山でいうなら、レイヤリングが少ない状況であったり、

トレランのように短時間で大量の汗を掻く状況に対しては持って来いと言う事ができます。

では次に、登山ウェアに使われる天然素材の代表例であるウールについて見ていきましょう。

ウール

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同じくウールの特徴としてあげられるのは・・・

・保温性がある

・臭いにくい

・吸湿性に優れる

といった点です、しかしその一方で・・・

・吸水性がある

・価格が高い

・耐久力が低い

といった面も挙げられます。まるで先程の化繊類と比べると真逆ですね。

あれ?たしかに湿気を吸って臭いにくいのはいいけど、吸水性があるってことは汗冷えするんじゃないの?

お店やネットではウールは汗冷えしにくいって言ってたよね?

とここまで読んで下さった方の中には疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

ウールは水を吸い、重くなりやすい生地ですが、毛の1本1本がウロコのようになっており

外側は疎水性に優れ、内側は親水性に優れている為、生地が濡れていても冷えは感じにくくなっています。

とはいっても風の吹く稜線部などで一枚でいると冷えますのでそうならない対策は必要です。

話が少し脱線しましたが、他のコットンなどの天然素材に比べれば乾きは断然に早いのですが、

ウールは化繊に比べれば乾きやすさは遅いのです。

ではどのように着ればいいのでしょうか?

それは"一定量の汗を掻き続ける状況"です。

つまり通常の登山のように一定のゆっくりとしたスピードで登る際や

レイヤリングを意識した重ね着をする場合などに適しているという事が言えます。

また、縦走登山のように長い期間着っぱなしになりやすいウェアであれば、

臭いやベトツキ感も抑える事ができるウールというのがなぜ重宝されるのかという事が分かりますね!

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いかがでしたでしょうか?

化繊とウールという登山ウェアからは切っても切り離せない2素材について理解が深まったでしょうか?

それぞれの良いポイントを理解して正しく着こなしましょう!

好日山荘WebShopでは6/1の9:59まで

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今日勉強した知識を生かして、人気ブランドのTシャツなどをゲットしましょう!

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これは見逃す手はありませんね!

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自粛中でランニングやウォーキングをしている方も参考になるかも。

いつかは必ず登山が出来る日常がやってきます。

来たるその日に備えて、快適に過ごしましょう!

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