この時季、山用のアウターでご質問を頂く事の多い「ソフトシェル」。
ハードシェルとの違いは?
どんな時に着るの?
着れるシーズンは?
まず、ハードシェルとは?
日本ではハードシェルと言うと冬季向けのジャケットをイメージする事が多いですが、GORE-TEX等に代表する防水素材を用いたジャケットの事を総称してハードシェルと呼びます。
雨具、カッパ、ヤッケ、レインウェア、レインシェル、アルパインジャケットなど色々な呼び名がある中で、全てに共通してるのは防水の仕様になっている事。
上の写真のように、ジャケットの裏はシームテープと言われる専用テープで生地間の縫い目が全て目止めされています。こうする事で、物理的に表面の縫い目から水の浸入を防ぎます。
雨風を一切通さず、悪天候時から体を守ってくれる唯一のギア。
完全な防水になってるが為に、冬場でも晴れてる日に着用してる蒸れてくるのが欠点。
では、ソフトシェルとは?
アイスクライミングやバックカントリースキーなど、激しい動きのあるシーンで活躍するウェア。
ストレッチ性の高い素材を使用しており、動きやすく蒸れにくいのが特徴。
適度な防風性と撥水性を備え、ストレッチ素材による通気性の高さが売りです。
ジャケットの縫目は目止め処理はされておらず、防水の仕様ではないモデルが一般的。
ただ、ソフトシェルにはハードシェルのような"防水仕様である"といった明確な定義は無く、中にはストレッチ生地を用いた"GORE-TEX SoftShell"や、防風性能に特化した"GORE-TEX Infinium"などメンブレンを搭載したモデルも存在します。
ソフトシェルの欠点は、ハードシェルと比べて嵩張りと重量があるので荷物になりがち。
ハードシェルを「雨具」とするなら、ソフトシェルは「スウェット・パーカー」に置き換えると分かりやすいかもしれません。
例えば、季節の変わり目の体温調節が難しい時季に、保温力が欲しいわけでないけど、蒸れない程度に一枚着ておきたい、ソフトシェルはそんなイメージです。
山に置き換えれば、
・天気は良いけど気温は低い
・フリース一枚は寒いけど、ハードシェルを着込むほど天候は悪くない
先にも述べた通り、ソフトシェルは動きやすと通気性の高さが売り。
多少の雨や雪ならある程度弾いてくれるので、ソフトシェルの特性を理解して使えば快適にその日を過ごす事ができます。
文章で説明するには中々難しいソフトシェルですが、着用してみると良さが分かるかと思います。
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