2017年8月22日 (火)

毒吸引器(ポイズンリムーバー)

こんちにわ。

今日はポイズンリムーバーをご紹介。

肌を露出しがちなこの季節。

夏はやっぱTシャツ&短パンでしょっという人たちは必見!いや必携!

昨今、ファーストエイドの必携品に昇格するという噂がある器具です。

虫に刺された時、蛇に咬まれた時、毒を吸引するやつです。

 

当店では3種類、取り揃えております。

秤がアナログですみません・・・

 

「インセクト ポイズンリムーバー」

Price:¥990+tax

重量:約12g

Img_2808  

 

「ポイズンリムーバー The EXTRACTOR」

Price:¥2,700+tax

重量:ケースその他含む約98g、本体のみ約30g、

Ex  

 

「ベノムエクストラクター」

Price:¥3,420+tax

重量:ケースその他含む約140g、本体のみ約75g、

Ven  

 

上記3点を【携帯性】、【吸引力】、【操作のし易さ】で比較してみます。

 

 

【携帯性】

まずは持ち運びのし易さ、軽さといったところを見てみます。

いくら使いやすくても、持ち運びが面倒では持って行かないわけで。

軽さは「インセクト ポイズンリムーバー」に軍配。

値段の安さと相まって当店では人気ナンバーワン!

「ポイズンリムーバー The EXTRACTOR」はケースの中にカミソリ、吸引カップ4個付。

全てがケースに収まっているので持ち運びはし易い。

「ベノムエクストラクター」もケース、吸引カップ2個付。

ケース付きだと重量増だが、安全に持ち運びは可能。

 

 

【吸引力】

虫に刺されたり、咬まれたりした時に毒液を吸い出す力が強い方が良い!

単純に吸い出す力が強ければ良いというわけではなく、皮膚と吸引カップとの密着性も重要なポイント。

吸引力は、「ポイズンリムーバー The EXTRACTOR」、「ベノムエクストラクター」が圧倒的に強い。

吸引カップと 皮膚との密着も良し。

「ポイズンリムーバー The EXTRACTOR」は吸引カップが4個付いているので、傷口のサイズや皮膚の固い所、柔らかい所と使い分け可能。

Img_2821「ポイズンリムーバー The EXTRACTOR」で吸引中。皮膚が盛り上がってるの分かります?)

 

Img_2823「ベノムエクストラクター」で吸引中。上の画像と比較するとこちらの方が皮膚がより盛り上がってる!)

 

 

上記2点と比較すると「インセクト ポイズンリムーバー」の吸引力は少し弱い。

吸引カップの縁が厚く密閉性に欠けるため、吸引というより皮膚をねじられるような感じがした。

  

  

【操作のし易さ】

いざ虫に刺されたり、咬まれたりした時に、なるべく早く毒液を対外に排出したいとこ!

少しでも早く排出できれば、それだけ症状が軽くなります。

パニックになり、手元が定まらない状況でも、スマートに操作可能かというのも大事なポイント。

一番簡単に操作ができるのは「ベノムエクストラクター」!(傷口に軽く押し当て、ゆっくり引くだけ)

吸引カップが大小2個なのも分かり易い。

Img_2822

 

「ポイズンリムーバー The EXTRACTOR」は注射器のようにポンプを押すので、少し力が必要。

一度押してしませば、押し続ける必要はない。

吸引カップが4個付いているが、その中から適切なサイズのカップを素早く選択できるのかは疑問。

Img_2820  

「インセクト ポイズンリムーバー」は皮膚に押し当て、引く!至極簡単。

だが、引き続けないと吸引されない。構造は簡単だが、少し面倒。

Img_2819_2  

 

以上。

【携帯性】、【吸引力】、【操作のし易さ】で比較してみました。

ポイズンリムーバー選びの参考にしてみて下さい。

どれにも長所や短所がありますので、自分のスタイルに合わせて選択してみて下さい。

最後に、注意です。

 

ポイズンリムーバーは応急処置としては有効ですが、回復や治癒を確約するものではありません。

指でつまんだり、口で吸うよりも有効であり、衛生的です。

ただし、咬まれてすぐに手当を行わないと効果がありません。

また、咬まれた部位や、蛇の種類、咬まれてからの経過時間等により、有効な効果が見込めない場合があります。

毒蛇に咬まれた場合は、エクストラクターの使用や止血等、必要な応急措置を行った後、直ちに医療機関で受診してください。