2020年9月 1日 (火)

【ウィンドバーナー】瞬間沸騰!風にも強いMSR最強のバーナーを使ってみた!

今年、満を持して発売となったMSRのウィンドバーナー。

コロナのせいですっかり忘れられてるのではないでしょうか?!

雑誌などで見た方もいらっしゃると思いますが、今回はこのウィンドバーナーを紹介いたします!

 

MSR「ウィンドバーナー」¥26,000+税

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全て組むとこのくらいの高さになります。この状態で32.5cm程の高さです。

バーナー本体とポット部分の結合は嵌めてから捻ることで固定できます。

 

このバーナーの最大の特徴である「お湯が直ぐ沸く」というところですよ!

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その秘密がこれです!

直径より少し小さい程度の大きな火口、ポットには飛行機のエンジンみたいなフィンが多数。

ポットの底全体を均等に温めつつ、本来、外に逃げてしまう熱はフィンが受け止め、熱変換効率を最大限に高めているのです!

これにより、メーカー公称値で0.5Lを2分30秒でお湯を沸かすことが出来ます!

しかも、ウィンドバーナーという名前の通り、耐風性はバツグン!

これなら、風の強い稜線上でもまったりコーヒーブレイクができる!(寒いかもしれないけど・・・。) 

 

ただし!このウィンドバーナーには点火装置がありません!

なので別にライターやマッチ、ファイアスターターが必要となります。

MSR純正の圧電式のイグナイターは使用不能らしいです。ご注意ください!

 

ここからは実際に使ってみた感想を書きます。写真はありません!ごめんなさい!

メリット

①まず、第一にお湯が沸く早さ。これは間違いなく最大のメリットでしょう。

②風の影響を受けにくい。風速5mほどの風でもほとんど時間に差はありませんでした。

③付属のカップやクロスなど細かい配慮がされている。スープなどには必須のカップ、クロスはカートリッジが直接ポットに当らないように内部に敷いてあります。

④カートリッジの接合部の剛性がいい。ふにゃふにゃ感を感じないので安心して使用できます。

 

デメリット

①通常のクッカーと比べても別に小さくない。パッキング上はあんまり小さく感じません。

②点火装置がないのでポットを載せると火がつけられない。また、風が強いとそもそも火が付けにくい。(一回付けば風の影響は受けにくいが)

③背が高い為、使う場所の傾斜に気を遣う。カートリッジホルダーがあると言えど、傾斜があるとこけそうになります。

④ポットの容量は600mlが推奨最大容量。ポットの表記は1Lとありますが、そもそもそこまで入りません。実際に使ってみて800mlが本当の限界かと。(800mlでも沸騰すると蓋の穴からこぼれます)

 

以上が使ってみたメリット、デメリットです。

総評としては扱いづらい部分はありますが、そこがむしろMSRらしいバーナーかと思います。

実際、他のバーナー付いているイグナイターは故障頻度が高いものです。常にバックアップ用のライターやマッチを持っている方からすれば無くても問題ないものです。

つまり、信頼性を重視していると言えます。

また、稜線上でのテント泊では風が強いことが多く、燃料を無駄にするならこのくらい耐風性が強いバーナーの方がはるかにストレスフリーです。

ただ、初めてのバーナーとしてオススメできません。しっかり必要性を見いだしてから買う事をオススメします。筆者は冬の稜線を想定して買いました。

 

こんな感じのバーナーですが、手間が増えると自然と愛着が湧くものですね。

ここ最近はこの子の出番が多いです。

見た目もカッコいいのもポイントが高いです。

是非、店頭でご覧ください!

 

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