山ごはんの人気が高まり、どこの山に行っても山ごはんを楽しんでいる方を
いつでも見かけるようになりました。
山で食べるごはんってとっても美味しいですよね!
ただ、山で火を使う事って実はかなり危険なんです。
安全に使うにはいくつか注意点や配慮が必要ですが
みなさま いかがでしょうか?
今日は、楽しい山ごはんの為に気を付けたいこと。
火器の取扱いについてです。
気を付けたいことの前に火器の種類は何があるのでしょう?
①ガソリンバーナー
②ガスバーナー(OD缶直結型、分離型)
③ガスバーナー(CB缶直結型、分離型)
④アルコールバーナー
⑤固形燃料
⑥焚き火
※OD缶 アウトドア缶(上の画像の丸っこいタイプ)
CB缶 カセットガス缶(自宅や飲食店で使う卓上コンロで使うあれです。)
ざくっと分けると上記のとおりです。
日帰り登山で人気が高いのは②、③です。
分離型よりも軽量コンパクトな直結型の方がシェアが高いです。
最近はメスティン自動クッキングで④や⑤の人気も高いです。
今回は②~⑤に絞ってお話しさせていただきます。
②、③分離型バーナーは地面までの距離が近いので
燃えやすい物の上、周囲にある状況ではとくに注意が必要です。
④、⑤は風や鍋をいじった時に火が着いたまま倒れてしまうかもしれないです。
それらをふまえた上で使用する際に気を付けたいことは…
① 強風の場所では使わない。
② 燃えやすい物が周りにある場所では使わない。
③ 地面が不安定な場所では使わない。
④ 密閉空間で使わない。
⑤ OD缶はガス器具、ガス缶を揃えて他社と組み合わせない。
①~③は火傷や火事、ボヤの危険が潜んでいます。
ガスバーナーでも木製のテーブルやベンチの上で使用した時に
焦がしてしまう事があります。
アルコールバーナーや固形燃料を使用する時には
追加でバーナーシートやベニヤなど引かないと底の接している部分が
焦げることがあります。
これらに気を付けていだたき さらに安全性を増やす為に
金属製のテーブルやバーナーシートを使うことをオススメします。
④は一酸化炭素中毒の危険があり
⑤の他社組み合わせではガスの便の形状が違いガスが止まらなくなる
異常噴出する、使用時に漏れ出るなどの危険があります。
山という特殊な条件下で火を使うには細心の注意が必要です。
危険性を把握し、対策をして安全に楽しく山ごはんを楽しみたいです!
左:ユニフレーム バーナーシート
右:SOTO フィールドホッパー
ちなみにバーナーシートはユニフレーム、イワタニプリムス、スノーピークから販売されています。 ※ユニフレーム、イワタニプリムスは現在メーカー欠品中。スノーピークは取寄せ可能。
金属製のテーブルでオススメは
ワンタッチ展開でA4サイズとちょうどいいサイズ感のSOTO フィールドホッパー。
登山向け金属性テーブルは様々なメーカーから発売されています。
ご希望の品がございましたらお取寄せも可能ですのでお申しつけください。
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