今シーズン一発目のコラボ企画にアシスタントとして同行してきました!
春日井市にある定光寺の岩場にて7名のお客様にご参加いただき開催しました。
早速当日の様子をお伝えしましょう!
定光寺の岩場はJR定光寺駅から徒歩5分ほど。
岩場に着いたらまずはヘルメットの被り方やハーネスの履き方から。
道具を理解して正しく使う事は全てにおいての基本。
実際、山でヘルメットを正しく着用できていない方は結構います。
各種ギアの説明のあとはメインイベントである岩登り!
の前に歩き方の練習も。
「小手先の技術なんかよりも安定した登り降りが出来ることの方がよっぽど大事」とは旭ガイドの言葉ですが、まさしくその通りだと思います。
岩登りは、登山靴でも登れる程度のところにロープを2本セットし、指導を受けながらそれぞれしっかり登っていただきました。
登山靴で登れる程度、といっても初めてならばそれなりの手ごたえは感じられる難しさです。
手を置く場所ばかり探してしまいますが、足の位置や重心の運び方を意識すると大分安定感が増します。
写真はお客様ですが、軟らかい靴でもしっかり立ちこみ、上体も少し起こせていて安定感がありますね。
アプローチシューズとアルパインブーツでは特性が大きく変わるので、ホールドの踏み方も変わってきます。また靴のサイズ感も重要です。
ルートを変え、今度は荷物を背負って登っていただきました。
ザックを背負う事で重心の位置も変わりますので、実践的ないい練習になったのではないでしょうか。
最後にロープを使って下降する「懸垂下降」を体験していただきました。
ますはセットの仕方や手の動かし方から。
降り方やバックアップのセットの仕方なども講習したあと、最後に傾斜のある所を下降していただきました
「ロープは踏むか足に挟んでおくとビレイデバイスにセットしやすいです。」
道具があれば懸垂下降が出来ると思われている方も多いですが、支点の見極めなど色々な要素があり、直ぐにマスターできるものではありません。 死に直結する要素も多いので死亡事故も多いです。
一般登山道において懸垂下降が必要なルートは無いので、今回はあくまでも体験とさせていただきましたが、いい経験になったのではないでしょうか。
学ぶことの多かった一日でしたね。
ご参加いただいた皆さまありがとうございました!
次回開催は未定ですが、また企画します!
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