2016年8月 1日 (月)

☆高山病の対策☆

関東地方も梅雨明けし、本格的な登山シーズンが始まりましたね!

この時期間違いなく一番人気の山と言えば、日本一の標高を誇る富士山。富士山と言えば、高山病...。

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酸素もあるけど、これだけじゃ不安...

高山病は登山経験の浅い方だけでなく、経験が豊富な方でも発症し個人差があります。では、高山病にかかる原因とは?

人間は血中に含まれるヘモグロビンと酸素が結合し、体内へ酸素を運んでくれます。ですが、何らかの原因でヘモグロビンが酸素と結合しにくくなると酸素が体中に行き届かず、頭痛や吐き気といった症状を発症してしまいます。

要因は様々ですが、ありがちなのは寝不足、飲酒、朝食の食べ過ぎ、などなど。

寝不足とアルコールは血管を萎縮させ、血圧を低下させてしまいます。そうすると血流状態が悪くなり、酸素が体中に行き届きにくくなります。前日はしっかりと睡眠を取り、飲酒も控えましょう。

人間は食べ物を消化するのに酸素とヘモグロビンを必要とします。富士山のような高山では酸素が薄いため、登る際は朝食は腹八分目より少なめに食べるようにして、後は登ってる最中のエネルギーにつながるように行動食で繋いでいきましょう。

行動食は一口サイズで高カロリーのものがお勧め。例えば、ナッツ類やドライフルーツ、糖分は血糖値を上げ体を動かすエネルギーになるので、チョコや羊羹などの甘いものもお勧めです。糖分と塩分のバランスを考えながら自分でトレイルミックスを作るのも良し。

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高カロリーなバータイプの行動食、最近では塩入りの溶けないチョコなんてのもあります。

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体の素であるアミノ酸を補うサプリ、即効性に優れた血糖値を上げるサプリ、胃に負担のかからない天然由来のサプリも。飲みやすいゼリータイプもあります。

最後に、高山病対策で一番重要なのはこまめな水分補給!血流状態を常にサラサラにしておく事が高山病の予防になります。でも、ボトルを何本も持ってくのはかさばって荷物になって大変、そんな時に便利なのがハイドレーション。リュックの背面に入れてホースを出しておけばハンズフリーでいつでも水分補給が可能に。ボトルだとガブ飲みしがちですが、ハイドレーションだと効率良く一口分の水が補給できます。

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ハイドレーションの容量も色々。水に溶かしてクエン酸をチャージできるサプリも、夏場の登山に必勝アイテム!

当店の2階では、上記で紹介したハイドレーションはもちろん、行動食やサプリも数多く取り揃えております。過去に高山病で敗退したという方、今年の夏こそは登頂目指して再チャレンジしてみましょう!!

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好日山荘 横浜西口店

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Staff/佐野