暑すぎる夏、快適に山で遊ぼうと思ったら、やっぱり「沢」!!
美しい森のなか、清流と戯れると、心が洗われるような気がします。
でも「沢登り」は難しそう。危なそう…。そんなイメージを持っている方も多いと思います。
これからご紹介していきたいのは、「沢登り」ではなく「沢歩き」。
なにも「沢」は難しい滝を登ったり、深い淵を泳いだりするものばかりではありません。
どこまでも続くナメ床を歩いたり、隠れた大滝を見に行くだけでも楽しいものです。
装備は最低限、沢靴・沢スパッツ・沢グローブがあればやさしい沢を歩くことができますが、グレードが上がれば
当然、ヘルメット・ハーネス・ロープなどが必要になっていきます。
「沢」に関心のある方は、いつもの登山道をはなれ、ちょっと冒険気分を味わってみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介するのは、谷川連峰白毛門登山口から入渓する東黒沢「ハナゲの滝」です。
東黒沢自体は沢歩き入門コースと知られる癒しの渓ですが、支流となる白毛門沢は沢登り初級となり、
それなりの体力が必要です。
何と言っても駐車場から即入渓できるので、大変便利。
その分キャニオニング(川下り)のイベントも盛んに行われているところです。
20分ほどののんびり遡行でハイライトの「ハナゲの滝」。
名前に似合わず、大変素晴らしい滝です。
右岸に巻道があるので、無理に登らずとも先へ進むこともできます。
上部の渓相は美しく、水量豊富です。
ハナゲの滝を堪能し、白毛門沢出合辺りまで遡行してくるだけでもきっと楽しめると思います。
茹だるような暑さから解放されるひと時は、気分爽快なものとなるでしょう。
まだまだ暑い日の続くこの頃、涼を求めて秀麗な美瀑を訪れてみてははいかがでしょうか。
045-317-1049
Staff / イトウ