2021年2月 1日 (月)

本格雪山登山装備&パッキング

本格雪山登山装備とパッキング紹介。

冬の北・中央・南アルプス、八ヶ岳、谷川岳・平標山など上信越の山々、上州武尊山・日光白根山・那須岳など北関東の山々など樹林帯を越えて稜線などをアイゼン・ピッケルを使って歩く本格雪山登山は無雪期とは全く装備が異なります。バックパックやベースレイヤー、ヘッドライト等々無雪期のものを流用できるものもありますが、ほとんどの装備が変わって一から揃えるような感じになるのでお金がかかります(笑)冬にしか見られない景色を楽しみに行くわけですが、それだけリスクが高いとも言えます。

                                              

本格雪山登山装備

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[冬靴]、アイゼン&アイゼンケース、ゲイター、グローブ(インナーグローブ2セット、一体型グローブ、オーバーグローブなど4~5種類ほど)、行動食&非常食、バーナー&クッカー、ツェルト、ファーストエイド&エマージェンシーキット、ヘッドライト、ゴーグル&サングラス、バラクラバ、保温ボトル、ハードシェル上[下]、インサレーション、ストック、ピッケル

写真掲載していませんが、日焼け止め、リップクリーム、モバイルバッテリー&ケーブル、地形図など山岳地図とコンパス、GPSなども必須でしょう。

雪山登山初心者向きコースの八ヶ岳北横岳や黒斑山、赤城山、入笠山などだと12本爪アイゼン・ピッケルはなくても大丈夫ですが、北横岳や黒斑山は標高があって気温が低いことも多いので冬靴はあった方が安心です。

※[ ]ものは身に付けるのでバックパックにはパッキングしません。ハードシェルパンツは人によって変わるかもしれませんが個人的には登山口から履いていきます。

                                              

バックパック:日帰り約30~35L、小屋泊約35~40L(できたら雪山対応のものがおすすめ)

・雪山登山対応バックパックとは?

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ピッケル専用ホルダーがあったり。

                                              

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背面パネルがメッシュがない、もしくは少なく雪が付着しにくいもの。

アルパインクライミング向けのバックパックの多くがこのような構造になっています。

・上記使用バックパック patagonia / Ascensionist Pack 35L ¥21500+tax

                                              

パッキング

①ツェルトやファーストエイド&エマージェンシーキット、バーナー&クッカー、非常食など行動中ほぼ使わないものはバックパックの底へ。

②次にハードシェル、ゲイター、アイゼン、グローブ、ゴーグル、バラクラバなどを入れます。

③インサレーションや保温ボトル、行動食(ナルゲン500mlなどに入れておくとグローブしたままでも食べやすい)、サングラスなど頻繁に取り出すものはパッキングの一番上や雨蓋のポケットなどに入れます。

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④最後にピッケルやストックを外付け

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ピッケル、ストックは実際に山を歩いているときはどちらかは手に持っています。

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山小屋泊の場合は上記装備プラス「ダウンパンツ、ダウンシューズ(テントシューズ)、シーツ」があると快適です。冬の山小屋は暖房がついていても寒いことが多いので。全部一緒にドライバッグに入れて圧縮してバックパックの底に入れておきましょう。

                                              

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また状況によりチェーンスパイク(アイゼン)、ヘルメット、ワカンまたはスノーシュー、ショベル、プローブ、ビーコンなどが必要です。

                                              

雪山に限らずですが、あまり外付けを多くすることはオススメできません。特に斜面で物を落とした場合は手に戻ってくることは難しいでしょう。外付けしたい場合はしっかり落とさないよう取り付けを工夫しましょう。

あとは安全に雪山登山を楽しむために、道具を使う技術と地形図や天気図が読める力、状況判断力が必要になってきますのでこの辺は勉強と経験ですね。最初はなるべく雪山経験者と一緒に行ったり、ガイド登山を利用するなどがおすすめです。こんな装備を並べていたら雪山に行きたくなってきてしまいました。早く雪山行きたい!


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Staff / クサカベ

                                              

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