2015年11月20日 (金)

☆GORE-TEXギアの補修☆

今回は、GORE-TEXギアの補修の仕方をご紹介します。

 

アイゼンのフットワークがまだ未熟な私、昨シーズン一発目からアイゼンを引っ掛けてしまい、シーズン終わってみればオーバーパンツに計4カ所穴が開いていました(笑)。

 

大きく裂けてしまった場合はメーカー修理に出す事をお勧めしますが、コインサイズくらいの裂け目や穴の場合は自分で補修する事が可能です!

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補修に必要な物は、「GORE-TEXファブリクス補修用リペアシート」、「ナイロンリペアテープ」、アイロン、あて布(綿素材である事)、以上の4点です。

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もしウェアが汚れている場合は、先に綺麗に洗ってください。補修箇所に汚れが付着していると、リペア生地がしっかり接着されません。

 

ナイロンリペアテープ」を補修箇所の形状に合わせてカットして貼り付けます。角は残さず丸く切り落とし、補修箇所から半径1~2センチ程の大きさにカットしておくと剥がれにくくなります。

 

今回使用している「ナイロンリペアテープ」は、強力なシールテープなので貼るだけで簡単に補修が可能ですが、裁縫やミシン技術のある方は、ナイロン糸を使用して縫製することで完全な補修が可能です。

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次にアイロンを中温に設定し、「GORE-TEXファブリクス補修用リペアシート」を上と同じ要領でカットします。アイロンが温まったら、補修箇所にカットしたリペアシートを置き上からあて布をしてアイロンを20秒間強く押し当てます。

*強く押し当てないとリペアシートの熱圧着が不十分で剥がれてくる事があるので、その場合はもう一度あて布をしてアイロンをして下さい。

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リペアシートの熱が冷めるのを待ち、補修作業の完了!10分とかからない簡単な作業なので、破けている箇所を放置している方は、ぜひトライしてみましょう!!