2016年2月 6日 (土)

☆厳冬期の赤岳☆

2月1日と2日、テント泊で赤岳に登ってきました!

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美濃戸口から赤岳山荘までの林道も所々凍結しており、テント泊の重装備では非常に歩きづらかったです。荷物の負担にならなければ、アイゼンにプラスしてチェーンスパイクを持っていくと良いかもしれません。

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今回は3人パーティ、赤岳鉱泉で4人用の大型テントを張ります。

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夜は胡麻坦々鍋を作り、重たかった食材も寒さの中で食べると疲れた体に染み渡ります。

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翌朝の気温は-15℃くらいだったでしょうか、出だしからインサレーションを着込みました。アイゼンとヘルメットを装着し、ピッケルを手に持ち赤岳を目指します!

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地蔵尾根を進み、稜線手前のトラバースやリッジを慎重に通過していきます。

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雪煙が舞う赤岳をバックに。

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山頂!!途中から少し風がありましたが、天候にも恵まれ景色も最高でした。

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赤岳の先を進み、文三郎尾根から下山開始。地蔵尾根に比べてリッジのような危険箇所は少ないですが、むき出しの岩場が多いので、ここも一歩一歩慎重に下っていきます。

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今年は特に雪が少ないですが、赤岳鉱泉からは雪がしっかり付いています。今後の積雪次第で泊まりで行かれる方は、ワカンを装備に入れても良いと思います。また、地蔵尾根と文三郎尾根は、斜度のキツイ危険個所がいくつかあります。必ずヘルメットを持参しましょう!