山の情報・知識 Feed

2020年7月 8日 (水)

20200705_101900 ボトルは気付いたら増えていますね…。

なんやかんや全部現役です。

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好日山荘オリジナル『エコジツ』ナルゲンボトル 500ml

¥1,400+税 

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20200705_101922 プラティパスのペタンコボトルは1Lも2Lもメインタンクとして活躍してます。

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休憩の取り方はどこに行くか、誰と行くかなどで変わると思います。毎回山行の流れをイメージし、それに合わせて使うボトルを選んでいます。

ハイドレーションももっています。出番は少なめですが、シビアな山行では助かる道具です。

筆者の一番多い組み合わせは、日帰り登山で

メインタンク:プラティパス1L 水道水

メインボトル:シグクラシックボトル0.6L 水道水

サブボトル:ナルゲンボトル0.5L クエン酸ドリンク用

です。

山頂などでカップ麺を昼食にする場合には、メインタンクを2Lにしています。

あなたはどんな使い分けをしていますか?

2020年5月26日 (火)

※この記事は筆者の体感・体験を多分に含みます。もしかしたらただの偏見に近いかもしれませんので、最初は話半分くらいで読んでいただければ幸いです。

筆者はもともと関東地方で登山を始めました。

山に行くには電車を乗り継ぎ、最低1時間半〜2時間ほどの移動を経てようやく登山開始という場所でしたので、山に行く時にはバッチリ予定を決めてその日に行く、ということが多かったです。

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そうなると準備段階で結構気合が入り、数日前にエマージェンシー関連から予備食からバッチリパッキングしてさあ行くぞという感じです。

他の方も結構近いのではないでしょうか。山を少し遠くに感じるからこそ、どこかに畏怖の念があり、準備はしっかりしていかないとダメだという意識があったように思います。

筆者は部活で登山を始めたこともあり、レインウェアは何も考える前に必須装備であるとの認識でしたので、あまり気にしたこともなかったのですが、ここ福井北四ツ居店に来て驚いたことがあります。

「天気予報見て雨の日は避けるので、レインウェアは大丈夫です。」

というお客様の言葉。お一人くらいなら特に大きな驚きにならなかったかと思うのですが、シーズン中結構な人数から聞くわけです。正直頭が???となった時期があります。

もちろん、レインウェア自体の出番はないことも多く、荷物を重たくしたくない観点や、そもそもレインウェアが少々高価なものでもあるので、気持ちはわかります。

しかしどんなに低い山でも、たとえ文殊山でも下市山でも山は山。

下界は暑くても文殊山頂上は意外と涼しいな。と感じた方も結構いらっしゃるはず。

筆者が住んでいた東京都寄りの横浜市は空が遠くに感じます。雲の流れはゆっくりで、すぐに悪天になることが少ない地域でした。

福井に来て驚きました。雲が近い。しかも秒単位で流れているのがわかる。

これは、海と山が近いことが多分に影響しているのだと思います。雨雲も、ゲリラ豪雨でもないのに頻繁に通り過ぎる。

「山の天気は変わりやすい」という言葉を聞いたことがあるかと思います。福井はもはや山と同じくらいに天候が変わりやすいじゃないかと住み始めてから慣れるまでは感じていました。

実際、夕方のニュースの天気予報でも、3時間ごとの天気の様子を細かく図示しているテレビ局も福井にはあります。向こうではそこまで詳細な天気予報がテレビで流れていた記憶はありません(見落としていただけかもしれませんが…)。

そして実際に福井の山々に登ってみると、やはり雲の流れを早く感じます。

ある日白山に行くと、お店で知り合ったお客様に気付いて頂き、声をかけて頂きました。

「やっぱり白山は10時くらいに登頂せにゃ、ガスってくるねぇ。」

そう。他の福井の山も結構そうなのですが、だいたい1,000m後半の山は11時前くらいに頂上を踏んでおかないと、意外とガスですぐ景色が悪くなってしまいます。

天気の安定感でいうと(これも体感ですが)日本アルプスの山よりも不安定な気もします。

街中でも、天気予報で晴れでも一時的に雨が降ったりすることも多いですよね。

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そもそもレインウェアをなぜ持っていかなければいけないのか?ということですが、自身の安全管理のための重要な道具だからということが言えると思います。

もちろん、雨天の中でも自力で下山しようと思うと、雨に濡れない為に必要ですよね。

濡れることによる不快感は、汗で濡れたことがあればわかるかと思います。段々冷えてきて、そのまま着替えずに乾かない状態でいると風邪をひくでしょう。その延長上には低体温症があり、最悪生命の危機にさらされます。

そもそも歩くことに集中できなくなることで足元の危険も増します。

万一山中で動けない状況になった時、身を守ってくれるアイテムの一つがレインウェアです。

登山は基本的には趣味であることが多く、自己責任の世界です。自分の身は自分で守る前提で行くことが基本となります。

筆者が良く言うのは、「無事に自力で帰宅するまでが登山」だと思います。

全然未熟な筆者ですので、そうは言ってもまだ少々無茶なこともしがちなので、自分が有言実行しきれていない面はありますが…。

こうも天候が不安定に感じる地域です。確かに手軽に車ですぐ行ける低山が多く、リスクが一様に高いわけではないですが、どんな低山でもやはり危険は付きまといます。

1,000mに満たない山でも危険な体験をしたことがあるというお話を、お客様からお聞きすることも稀にあります。

ですので、ぜひともこれから登山を始められる方には、安全登山を意識した道具も、ザックに詰めていってほしいと思います。

レインウェアはそういった道具の一つです。安全登山を考える上で外すことのできない重要装備の一つです。

登山用具の三種の神器は「登山靴・ザック・レインウェア」です。

安全性を考える上でもやはりこれらは一番優先順が高い物になります。靴・ザックはしっかりフィッティングし、靴擦れやブレの少ない物を使いましょう。レインウェアは上下セパレートのものが望ましいです。

山が身近な福井だからこそ、しっかり安全意識を高めていきましょう!

2020年3月16日 (月)

だいぶあたたかくなり、いい季節になってきました。

福井には近くて登りやすいいい山がたくさんありますよね。

他県に比べても登山を始めるハードルは結構低いのではないかと思います。

車でさっと行って、1〜2時間くらい登るともう山頂!なんて、低くて良い山“低良い山”が豊富です。

ビギナーに優しいラインナップが豊富です。今回はいくつか軽くご紹介します。

20200303_152437 越前町にある三床山は、展望の良さが魅力です。コースタイムも、和田登山口ピストンであれば1時間40分と短め。

春から秋まで楽しめます。

20200303_152457 こちらの杣山は、緑のきれいな時期がおススメ。

程よくアスレチックなので少し注意は必要ですが、非日常感のある体験ができることと思います。

20200303_152545 福井の低山と言えばここですね。言わずと知れた文殊山です。

山頂からの見晴しも良く、程よく汗をかける山として非常に人気の山です。

行くと知り合いに会えるかも?

20200303_152555 福井県民のバイブルよりご紹介いたしました。

いかがでしたでしょうか。誘われたけどどうしようかな…とお悩みの方。

案外行ってみると、いい汗がかけて達成感も得られるかもしれません。結構楽しいですよ。

2020年2月 3日 (月)

20200129_152256 ちょっとしたロープワークを勉強しましょうというミニイベントを開催します。

2月は、主にこれからロープクライミングを始めてみたいという方を対象に、ハーネスに8の字結びをつける方法です。

フィギュアエイト・フォロースルーですね。

練習用ロープとして、9mmのロープを5mほどお求め頂きます。お持ちの方はご持参ください。

参加費用は無料。当日参加OK!

ご参加お待ちしています。

20200129_163014_2 LINE始めました。今回のようなイベント情報もLINEにて流していきますので、よろしければお友達登録して下さい。お得なクーポン配信もあります。

2020年1月31日 (金)

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明日の予報でどこまで積もるかというところではありますが、直近の様子は下記の感じです。

銀杏峰や荒島岳など、例年では下からガッツリ雪山になる山たちも、今年は控えめな雪化粧。

ほとんど夏道を辿り切ることができる様子です。標榜も全然丸見え状態。

但しアイゼンは必携です。12本爪アイゼンと、それをつけられる靴を用意しましょう。

荒島岳はピッケルも念のため携行しても良いかもしれません。

20200129_151628 寒波が来ればまだ県内でも出番はあるかも…?なスノーシュー。

今年は県外、とりわけ八ヶ岳方面にスノーシューしにいくという方が例年より多くいらっしゃる印象です。

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20200129_151603 意外にもホノケ山にも雪がついていたそうで。

お近くの低山も上の方は思わぬ凍結、雪があることを想定して、軽アイゼンは携帯しましょう。

2020年1月12日 (日)

ハーネスにロープを取り付ける際に必須になる結び、エイトノットをさくっとご紹介。

店頭にてご購入頂ける9mmロープを5mほどご用意頂き、簡単なロープワークを習得しましょう。

これからフリークライミングを始めたいと考えている方、その入口をこの講座覗いてみませんか?

https://www.kojitusanso.com/shop/c/c274/

開催日時

1/17(金) 18:30~

1/31(金) 18:30~

定員 それぞれ 7名 要予約 店頭もしくはお電話にて(077-52-7015)

それぞれ所要時間30分ほどです。

2019年12月19日 (木)

20191209_155206 いざという時のファーストエイドキット。

何を持っていけばいいやらあまりわからず、なんやかんや持たずにいる方も多いと思います。

筆者の持っていく内容を簡単にですがご紹介したいと思います。

リスト

・絆創膏 大小5枚〜

・消毒液 

・ピンセット 大小1ずつ

・市販の解熱鎮痛剤 10錠〜

・市販の漢方胃腸薬 5包〜

・テーピング25mm 1巻

・包帯 1巻

・ハサミ

・ダクトテープ 1巻

・綿棒 数本

・エマージェンシーシート

割と多いように見えますが、コンパクトに持って行けます。

20191209_155227 あまり非常事態に直面したこともないため、一番使うのは偏頭痛持ちの強い味方、ロキソニンです。

消毒液は最初入ってなかったのですが、擦りむいた時に意外と傷を引きずったので、最初のケアは大事と思い、入れました。

また、常に何も混ぜていないただの水は500mlほど使わないように持っています。傷口を洗ったりする際に使えるからです。

ピンセットは、木を掴みながら登りたい時に、木のささくれが刺さったら嫌だなと思い、加えました。

ダクトテープは、とにかくなんでも道具の応急処置に使えるかと思い、入れています。

写真のノースフェイスのファーストエイドキットケース、小分けが効いて非常に使いやすいと思います。

これの上から更に防水スタッフバッグに入れれば完璧ですね。

いかがでしたでしょうか。自分の安全はもちろん、誰かと行った時に助けてあげられないと無力を感じたりもするものです。

自分は危ない目にあうようなところに行かないからいいや、ではなく、他人のためにもなるものだと考え、携行してみるのはいかがでしょう。

 

2019年12月 2日 (月)

20191119_112213 夏の高山好きの方はお休み期間という方もいらっしゃるかと思います。

冬の低山も実は魅力いっぱいですが、やはり樹林帯は性に合わない!という方、来年の夏、難所をもっとラクにするためのトレーニングとしてボルダリングはいかがでしょうか?

20191110_182229 非常にいい運動になりますよ〜。

シューズとチョークバッグだけあれば始められるので、スポーツとしてはかなりお手軽な分類です。

これまでスタンスとして使っていなかったようなところが踏めるようになったり、つかめないと思っていたところがつかめるようになったり、筋力トレーニングにももちろんなります。

新しい相方が見つかってアルパインクライミングの世界が広がるかも…?

2019年11月19日 (火)

20191119_111649 そろそろシーズンオフで、道具のメンテナンス等に入る方も多いかと思いますが、まだまだ低山のシーズンは続きます!

ひやっと冷たい空気を感じながら、短めのトレイルをのんびり歩くのもとても気持ちがいいものです。

霜が付いていればバリバリ踏んでプチストレス発散もできたりします。

静寂とひんやり空気の間から入るあったかい日差しを感じつつ、普段と少し違った地元の山の雰囲気を楽しめるのは、秋と冬の間である今限定です。

三床山や下市山、文殊山でも。日野山でトレーニングやタイムアタックもいいですね。

高い所なら、経ヶ岳もまだギリギリ冬装備でなくとも行けるでしょうか。笹に付いた霜をザラザラと浴びながらの最後の一登りは、雨具を着ながらこなしましょう。雪がちらつくのも乙なものです。

http://www.kojitusanso.jp/tozan-report/detail/?fm=25077

http://www.kojitusanso.jp/tozan-report/detail/?fm=25497

聞いたことはあるけれど行ったことのない低山開拓も何気に楽しい時期です。

低い山でも見晴しのいい山は意外と近くにあるものです。

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20191119_111746 高所登山用の靴しかない場合は、ライトなミッドカットシューズに一度足を通してみるのもいいかもしれません。

自分の登山スタイルも新しく開拓しちゃいましょう!

ただいま好日山荘では、大感謝祭を開催中!

ウェア、ウェアアクセサリーが10%オフ!タウン向けの製品も登山で使う製品も、ウェア関連のものはほとんどが割引です!これから使える冬物をこのお得な機会にぜひご検討下さい!

2019年10月20日 (日)

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毎週平日の月曜日、18:30より登山用具の基本講座を開催いたします。

登山の基本装備、何が必要かわからないという方の手助けになればという内容になります。

三種の神器+登山用ウェアの役割をご説明いたします。

周辺の山の情報を知りたい方や、他も道具に関するご質問も講座の後にお受けいたします。

【詳細】

毎週平日月曜日 18:30~約30分

定員 5名 

要電話予約 0776-52-7015 店内講座お申込み係りまで

人数次第で当日参加もお受けいたします。

次回 10/21 18:30~ これから登山を始められる方、道具を揃えたい方のご参加お待ちしております。