「冬ってハードシェル(シェルパンツ)の下は何を履けばいいんですか?」って相談をよく受けます。
以前書いた冬のレイヤリング例の記事でも少し触れましたが、今日は下半身のレイヤリングのポイントとオススメのレイヤリング例を紹介しましょう。
下半身のレイヤリングのポイントは2点。
・下半身は上半身より寒さに強い
・現地でのレイヤリング調節が難しい(着たり脱いだりしにくい)
この2点を踏まえると、あまり保温力を高くしすぎない方が良いという事になります。
じゃあ実際なに履くの?
って話ですが、フリースパンツ+シェルパンツの組合せか、タイツ+トレッキングパンツ+シェルパンツの組合せのどちらかになります。
まず、フリースパンツを履いたときのメリットは
足の動かしやすさ、ゴワつきの無さ。
ただしタイツに近いタイプの物ですと見た目が下着に近いので、山小屋でシェルパンツを脱いでリラックス...とかはしにくくなります。
あと男性の場合、前開きタイプのフリースパンツは少ないので、若干用が足しにくいかもしれません。
ちなみにおすすめはミレーのスーパーパワーパンツ。
ミレー スーパーパワーパンツ
MIV8454
フリースパンツというより極厚手のタイツといった感じです。
ポーラテックパワーストレッチ採用でめっちゃ伸びます!
一方、タイツ+トレッキングパンツ+シェルパンツの組合せのメリットは、
・タイツの厚さやトレッキングパンツの種類(裏起毛の有無)を変えることで、幅広い温度帯に対応できる。
・山小屋でシェルパンツを脱いでリラックスできる。登山口での着替えが楽。
デメリットはフリースパンツより若干ごわつくくらいでしょうか。
おすすめはやはりこちらです。
登山口や駐車場までタイツ+トレッキングパンツで行って、着いたらシェルパンツをサッと履くだけですし、帰ってきた時もシェルパンツを脱ぐだけなので着替えが無くて楽です。
行程の途中から雪が出てくるような登山の場合、トレッキングパンツで登って、雪が出てきたらシェルパンツを履くというスタイルもアリです。
ちなみに実際に私がしているレイヤリングは、
ウールのタイツ+ノースフェイス バーブサーマルパンツの組合せ。
バーブサーマルパンツ
(写真はゴールドウィンHPより)
タイツの厚みは、予想気温や山行内容によって150にするか250にするか決めています。
(先日行った宝剣岳。150のタイツだと微妙に寒かったです)
バーブサーマルパンツはわずかに裏起毛したトレッキングパンツで、インナーとして履けるように若干丈が短くなっています。
厳冬期は基本的にこの組合せだけで行ってます。
ちなみに残雪期はウールタイツ150+ソフトシェルパンツなどもっと薄手になります。
(テント泊の時はダウンパンツも持って行きます)
いかがでしたでしょうか。
他にもインサレーションパンツを履くなどのレイヤリングもありますが、定番はこの2つです。
レイヤリングは人それぞれですが、ご参考になれば幸いです!
ご不明点などありましたらお気軽にご相談ください♪
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