2020年2月10日 (月)

厚底シューズのパイオニア!ホカオネオネの魅力とは !?【その2】

こんにちは!京都店柴田です。

今回も前回に引き続き、フランスの厚底シューズのパイオニア、

HOKA ONE ONE (ホカオネオネ)の魅力をお伝えしていきます!

前回のブログでは、カタログスペックだけでは分かり辛い圧倒的な軽さについて、画像を交えてお伝え致しましたが、

今回は実際に履いてみて、他のシューズと何が違うのか?何が良いのか?を具体的にお伝え出来ればと思います。

Img_3375注) 画像は現在個人的にランニングで愛用中のリンコン。(当店では扱いがございません)

まず、初めてホカのシューズに足を入れてみて、1歩、2歩と歩きはじめた時に感じたのは

 『あれ?なんか次の足が自然に前に出てくる!』 という不思議な感覚。

この感覚は走り出すとより顕著に感じます。たとえば、ランニングの走りだしで、 

 『ちょっと今日はダルくて体が重たいな・・』 っていう時も、暫く走っているうちに、

 『あれ?今日こんなに調子良かったっけ?』 と、いつの間にか気持ち良く走っている自分に気付く感じ。

その秘密は、メーカーさんが非常に分かり易いPOPを作ってくれております。

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『メタロッカーテクノロジー』と名付けられたこのメカニズム、分かり易く言うと

つま先側と踵側の高低差を少なくし、さらにつま先と踵の先を絶妙なバランスでそぎ落とした

揺り籠状のソール形状が、その不思議な感覚をもたらしていると言えるでしょう。

この車輪の回転の様ななめらかな履き心地は、トレランに限らず山歩きも

いつも以上に楽しくさせてくれる事は、言うまでもありません。

私はロード用のリンコンを使っていますが、当店取り扱いのスピードゴートは

トレイル用なので、少し性格が違います。

まず大きく違うのが、アウトソール。リンコンはほぼミッドソールむき出しなのに対し、

スピードゴートは、ビブラム社の評判の良いメガグリップを使っているところです。

さらにアッパー素材もロード用は極薄のメッシュ素材で山で使うには気が引けますが、

トレイル用はメッシュも少し厚くし、さらに薄いプリントラバーをサイドに施し、

耐久性能とホールド性能を高めています。

良いことばかり書いておりますが、山歩き用として使う時の注意点として、

現在当店取り扱いのスピードゴート3は、防水仕様ではないということと、

基本的にはトレラン用のローカットシューズなので、足首の保護や安定感を

求めるのであればトレッキングシューズをお勧めします。

長くなってしまいましたので続きは次回に持ち越したいと思います。

次回ではもう少し踏み込んで、走法の違いによるシューズとの相性などにも触れられたらと思います。

ご興味をお持ちいただけたら、もう少しお付き合いくださいませ。

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