生まれついてのものなのか。
それとも登山をするからなのか。
それとも自転車に乗るからなのか。
ふともも が大変太い私です。
思い返す"あの"春。
スキニーブームのあの春。
私もブームに乗っかって
スキニー履いたら驚きました。
パッンッパンやないかい。
ハムか。おのれはハムか。
網タイツ履いたらチャーシューか。
まずそうやな!やかましいわ!
そのときの教訓は
安易に流行に乗らないこと
安易に試着せず購入しないこと
の、2点。
只今セール中の"バギーズ"を色違いでもう一つ。
なんて時にはまるで問題ありませんが…。
それ以外の購入時は極力試着するのがやはりオススメです。
普段着もしかり。登山用パンツもしかり。
さて、今回のメインのテーマは、【ひとくちにパンツと言っても、 シルエット次第で大きく見え方が変わる】ということ。
こちらご覧ください。
どちらも、同じサイズ(ブランドは違います)
170cm 66kg 足太め Mサイズ着用
上がMountain Equipment
着用は【Style Orion Pant/¥14080】
下がMAMMUT
着用は【Trekkers 2.0 Pants/¥16500】
ウエストサイズはどちらも似たような履き心地。 どちらもストレッチ性バツグンで動きやすく、 ポケットの位置も私好み。
ただ、どう見てもMountain Equipmentの方が足が細く見えるのは私だけでしょうか。 いや、そんなことはないはず。
これは、シルエットのせいですね。
そして、これは試着しないと分からないのです。
最終的に私はMAMMUTのパンツを選択。Mountain Equipmentに罪はないです。ただ、あの【 スキニーブーム】の香りがほのかにしただけ。
みなさんなら、どちらを選びますか。
-閑話休題-
試着せずに図る"幅の見方"にこのような方法があります。
手のひらを広げたサイズがおよそ、ふとももの幅。
この幅より広ければ、ゆとり持って履ける幅。
ほかにも、首元に巻けばウエストサイズや、 肩口に合わせればなんたらかんたら。
などもありますが… やはり試着には敵いません。
以上、試着したほうがいいですよ。
でしたが、そもそもこんなことは"言わずもがな"でしょうか。
ちなみに、 こうして他社のブランドと比較して履き比べられるのは好日山荘だ からなせる技。専門店だとこうはいきません。
せっかく好日山荘にいらしたのであれば、 我々が誇る豊富なラインナップの中から、 自分にしっくりくるもの探し当ててほしいものです。
と、ここでせっかくなので上で履いたパンツを比較してみます。
まず、ベルトのバックルの向きが違う
向れている方向とは違う方向だと地味にストレス。 お家のベルトやパンツ見てみてください。
膝のつくりが違う
Mountain Equipmentの膝が立体構造。 あれだけピタリと足に来るシルエットなのに動きがスムーズな理由 のひとつがここにありました。
そして、ポケットの構造
Mountain Equipmentのポケットにファスナー。 MAMMUTはヒップポケットのみファスナー。この点から、 物を落とすことが望ましくないクライミング用途ならMounta in Equipmentという判断材料になりえますね。
以上。ざっくりですがこんな違いが。
一口に登山用パンツといえど、 メーカー側の様々な想いが隠れ潜んでおりますので…。 このお盆休みはその試行錯誤に触れんがため、海でも山でもなく、 好日山荘に訪れてみるのはいかがでしょうか。
分からない点はどうぞ、 お気軽にスタッフにお問い合わせください。
それでは!