秋山登山の醍醐味と言えばやはり「紅葉」
写真は10月初旬に「笠ヶ岳」を登っていた時のものです。
この時期お客様によく質問されるのが服装に関してです。
秋の気候は天候次第で表情を変えるので
非常に予測しづらいのが厄介なのです。
僕が登ったこの日は大体気温が登り始めの
新穂高ロープウェイ駐車場あたりで一桁近くの気温と肌寒く
登り始めから着こんでの登頂となりました。
自分は秋冬のシーズンの行動中写真のような
フリースとソフトシェルを状況に合わせて着まわしています。
風の無い運動量の高い樹林帯時はフリース。
稜線に出て風が吹くようになったらその上に防風性能の高いソフトシェルを重ね着します。
行動中はこの2枚を上手く着こなして目的地まで歩きつづけます。
重要なのは「暑くなったらすぐに脱ぐ事」
汗冷えのリスクは夏以上に秋冬は高いです。
この時はテント泊で夜の気温は氷点下以下となり非常に寒く
写真のお鍋が非常に美味しい夜でした。
夜間は写真のようにダウンジャケットと
左側のダウンパンツは必須でした。
このとき失敗したのが3シーズンの寝袋を持っていったのですが
それでは全然温められず十分な睡眠をとることが出来ませんでした。
寒がりな人は秋冬用の寝袋を持っていった方が無難そうです。
寒い夜を乗り越え翌朝綺麗な景色とご対面。
秋冬は空気が澄んでくるので景色が綺麗なのがありがたいです。
てな感じで自分が今時期にアルプスに登った時のことを
簡単にご紹介させて頂きました。
この時感じたのは「レイヤリング」の大切さ。
夏以上に体温管理がシビアになってくるのが秋冬登山です。
これからチャレンジされる方で少し不安だな~という方は
是非お気軽にご相談に来て下さい!
経験豊富なスタッフがご対応させて頂きます!