雪山シーズンはもう目前。
シーズンに向けて色々と準備されている方も多いのではないでしょうか?
残雪期も入れるとシーズンは長く、GORE-TEXウェアが一番活躍する時期でもあります。
これから雪山登山を始める方、
ハードシェルの買い替えを考えている方、
悩ましいのが、GORE-TEXの選び方。
現在GORE-TEXは3つのクラスに分かれています。
PRO: 過酷な環境下で高い耐久性とパフォーマンス重視のテクニカル仕様。
PRODUCTS: 幅広いシーンで快適性を維持できるオールラウンド設計。
ACTIVE: 高い透湿性とスピードを求める激しい有酸素運動向けの設計。
この3つから更に細分化されますが、主な違いは構造と裏地です。
今回は代表的な5種類を紹介します。
【GORE-TEX 3 LAYER】
表生地、防水透湿性メンブレン、裏生地、各層全てを一枚生地に仕上げた3層構造。
耐久性が高く汗を溜めにくい構造なので、蒸れにくく汗冷えを軽減できます。
3層構造のGORE-TEXには、以下の3種類の裏地があります。
■ MicroGrid Backer
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縦横に密に織られた「マイクログリッドバッカー」。
GORE-TEXの中で最も高い耐摩耗性を誇り、軽さ、透湿性に優れています。
■ Tricot Backer
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縦に編まれた「トリコットバッカ―」。
凹凸のある表面が汗の拡散性に優れ、耐久性とのバランスが良い汎用性の高い構造です。
■ C-KNIT™ Backer
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輪っか状に編まれた「Cニットバッカー」。
丸編みにする事で表面の凸凹を抑え、肌触りの良いスムーズな着心地を実現。トリコットバッカーと比べ編む密度が薄くなった事で生地がしなやかになり、透湿性も10%向上しています。
【GORE-TEX 2 LAYER】
表生地+防水透湿性メンブレンと、裏生地をセパレートした2層構造。
メンブレンと裏生地を離し隙間を作る事で、熱の気密性が高く防寒性に優れます。スキーウェアや釣りウェア等で使用される事が多く、タウン向けのウェアでも需要の高い構造。目的に応じて多種多様な裏生地が使用されます。
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【GORE-TEX Paclite®︎】
裏生地を無くし、メンブレンに特殊なコーティングで裏地処理をした2.5層構造「パックライト」。
裏地層を無くした事で軽量性に優れ、柔らかくパッカブルにしやすいのも特徴です。
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各構造、各裏地にはそれぞれの特徴があり、使用条件でパフォーマンスが変わってきます。
本格的な登山での仕様を考えると3層や2.5層が向いていますが、スノーシューハイキングや短時間でのスノーアクティビティーなら2層が良いかと思います。
今回ご紹介した種類のものは店頭にて取り揃えていますので、ぜひ実際にご覧になってみてください。
更に詳しい事は、店舗スタッフまでごお気軽にお問合せください。
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好日山荘 横浜西口店
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Staff/佐野